10月18日、2023年度の早川冬季C&Rエリア、プレオープンへ参加してきました。暖冬を感じさせる当日は天気にも恵まれて日中は暑いくらいに気温も上がりました。ルアー、フライ、渓流釣り、テンカラ釣りなどの各メーカーや関係者が招待され、朝から豪華な顔ぶれがそろっていました。それぞれの釣りジャンルで早川のニジマスを釣り、早川の楽しさをアピールするだけでなく、正しいリリース方法や魚の取り扱いの注意などを発信すべく午前中の釣りをこなしていました。午後はみんなで放流のお手伝い、なかでも早川の名物となるジャンボニジマスも放流にはどよめきが起きていました。
早川冬季C&Rエリア
今年も早川の冬季C&RエリアがOPENとなります。今期のエリアや料金などの確認は箱根早川ルアー・フライ情報リンクからご確認下さい。私の感覚で言うと水深のある淵や大石が入る瀬、堰堤下などポイントは結構沢山あります。今期は水量が少ない分、昨年ニジマスが着いていた瀬が、今年は浅すぎて着いていなかったりする場所もありました。ただ今後の雨次第では良くなるかもしれません。川をよく観察していれば魚が着いているのが分かると思います。若干濁りが入る早川なので魚を見つけ狙い通りに釣ると楽しさも倍増ですよ!
今年も元気なニジマスがまっています
40㎝くらいのニジマスです。早川ではこれで小さいサイズです。それでも押しの強い流れにはいると中々な引きを楽しませてくれます。柔らかいテンカラ竿は折られないように注意が必要です。もちろん私はシマノBGテンカラを使用しているので、このクラスは楽々です。普通のテンカラ竿では無理をせず竿全体で引きを受け止めるイメージでじっくりとやり取りしてください。手首を返して竿先の部分に負担を掛けると折れる原因になりますからラインをつかみに行く時は腕を後ろに持って行くことを忘れずにしてください。
午後は参加者全員で放流
40㎝超えは普通です
午後は参加者が放流のお手伝いです。エリアの最上流から下流へと移動しながら行います。水槽車から数回に分けて袋に魚を入れ、土手から川へ運び放流します。水と魚が入った袋は重く結構大変な作業です。特に早川の放流魚はデカイので余計に大変です。
70超えも入りました
名物のジャンボサイズ、70㎝は超えていると思います。こんなサイズを狙えるのも早川の魅力ですね。ただ普通のテンカラ竿は厳しいサイズかと思います。掛けた魚に自分がついていけるようなポイントに居てくれればキャッチできるかも?腕の見せ所ですね!
始めはアピール系、今後はナチュラル系も!
この日は最初からエリアで使うような派手な毛鉤を使用しました。早川は流れが結構早いのでニジマスが底に居る場合はしっかりと沈めないと釣れません。なのでウェイトの入ったものやそうでなければスプリット(ガン玉)を打って沈めるしかありません。放流されたニジマスが馴染んで、流下する水生昆虫を捕食しだせばドライフライや普通のテンカラ毛鉤でも釣れるようになります。毛鉤の種類は少し多めに持って行ったほうが良い釣り場だと思います。
リリースは丁寧に行いましょう
最後に、釣れたニジマスは陸に上げずにリリースします。陸に上げてバタバタさせると傷になりそこから菌が入って傷んでしまいます。写真を撮る際は水がしっかりとエラを通る状態で撮りましょう。魚を持ち上げて撮りたい場合は手をしっかりと水で冷やし、持ち上げる時間は極力短くしましょう。やり取りが長い場合はかなり魚も疲れています。魚が自力で泳いて行けるまで魚を立てた状態で休ませてからリリースしましょう。みんながより沢山の魚と遊べるように、魚の数を減らさないよう注意が必要です。
夜は小田原の老舗お好み焼き店
毎度地元の大木さんに連れて行ってもらう小田原のお店、早川へ行く際の楽しみになっています。今回はかなりレトロなお好み焼き店「八島」でした。なんか昭和にタイムスリップした感覚になるお店でした。早川の帰りにおすすめです。