6月2日(日)、土日で予定していた長野県への釣りが雨による増水で没になりました。魚の顔を見ないで週末を終えるのもなんかスッキリしません。そこで秩父へちょこっとテンカラ竿を振りに行ってきました。2時間ほどで土砂降りのため竿をたたみましたが、とりあえずキレイなヤマメに出合えれば満足なのです。増水でアベレージサイズもアップでした。
増水だけど濁りは薄っすら
水は少々多目、ただ幸いなことに濁りはほとんど入っていない状況でした。上流にはダムも無く、山が機能しているので多少の雨では大丈夫と言うことです。とりあえず竿を振りはじめるとすぐにきれいなヤマメが出迎えてくれました。
ここでは珍しい銀毛のヤマメ
曇り空でたまにポツポツと雨が降ってくるコンディション。そして適度な増水により魚の活性自体は高いようです。ちょっとした落ち込みの巻き返し、毛鉤に反応して水面近くまで一気に上がってきたヤマメは銀毛でした。この川では珍しい銀毛、掛かった時はニジマスかと思いました。ヒレの様子からしても放流魚ではない感じでした。サイズは9寸ほど、引きも良くてうれしいゲストでした。
増水でアベレージサイズがアップ
すぐ上の深みでもまあまあのヤマメが毛鉤に飛びつきました。どうやら増水が影響し、いいヤマメの反応が良くなっているようでした。やはり水は適度に多い方がいいですね。秩父のような釣り人が多く、スレた魚が多いような釣り場ではこうしたコンディションを見逃さないようにしたいですね。
瀬畑毛鉤雉逆さ黒は強い
この日は瀬畑毛鉤雉逆さ黒を結びました。昨シーズンも良く使いましたが、メス雉の逆さ毛鉤は良く釣れますね。サイズは10番です。そこそこ大きな毛鉤ですが良く釣れます。スレているヤマメだから毛鉤を小さくという考え方もありますが、少し大きくというのもありですよ。竿はシマノ渓流テンカラ34⁻38ZLです!