祝!2024渓流解禁3月1日は秩父のヤマメをテンカラで釣る!

今年も始まりました!3月1日に解禁日を迎える釣り場は多いのですが、私の住む埼玉県の各漁協も3月1日に解禁です。当日は前日からの雪が結構強く振っていて、私の仕事も深夜1時までと遅いため、午後から竿を出そうと決めました。結果ヤマメの活性が上がる時間を効率良く釣ることができました。無事に渓流の宝石と言うにふさわしい輝くヤマメに会うことができました。

雪のち晴れの解禁日

スマホのレーダーでは午前7時くらいまで秩父は雪の予報となっていました。自宅を出て秩父へ向かう時には青空が広がっていましたので道路は乾いていましたが、正丸トンネルを抜けると雪解け水でびしょ濡れ、まだシャーベット状の雪が所々に残っている状態でした。渓へ降りる時もまだ雪が解け切らずに残っているくらいでしたので結構降ったようです。

雪が残るも水温は例年より高め

雪解け水の増水やそれによる落ち葉の流下などで釣りにくいかと心配しましたが、川の状態は意外にも渇水でクリアでした。水に手を入れると水温も例年よりは高い状態でした。というか温暖化が進んでいるようにも感じます。よく考えてみると昔の解禁日は寒かったなぁ~って思います。

渓の宝石きれいなヤマメに再会

釣り始めは12時半、成魚放流箇所には当然人が入ってる。そこは避けて居着きのヤマメを狙います。解禁日でしたので毛鉤への反応にちょっと心配しましたがいきなりのアタリ!これはフッキングしませんでしたがすぐに今シーズン初の魚が出てくれました。サビが入っていながらも赤色が濃く出ている居着きのヤマメ。このヤマメにいつでも会える秩父の釣り場はほんとうれしい。

この時期に水面直下でうれしい連続ヒット

同じポイントで2尾目の子、この子は成魚放流の血が入ってそうな黒点の少ないタイプでした。2尾続けて同じポイントから出てくるなんて嬉しい限りです。2尾ともに着水してすぐに水面近くまで出てきました。アタリはラインに出る間もなく、水面がモワッと持ち上げられるような変化で合わせました。

2尾続けて出たのはこんな浅い開きです

陽光があたった緩いポイントだけ反応

結局魚が出たのは流れに日が差していた14時半くらいまででした。15時にちいさなヤマメをなんとか出して4尾で終了です。途中から先行者の足跡があらわれて少し進むとエサ釣り師の姿が見えました。やはり日が陰ると一気に寒くなりますね、魚も同じでしょう。ちなみにエサ釣りの人に朝からの様子を聞きましたが、やはり午前中はアタリも少なかったようですが、昼から一気に釣れるようようになったそうです。エサ釣りの方は放流魚ねらいのようでしたが、放流魚も同じ活性の上がり方を見せたようです。

竿はシマノ天平テンカラ33&毛鉤はゼンマイ胴赤柴花笠

さて、今シーズンのテンカラはシマノ天平テンカラ33でスタートでした。33は持ち重りも少なく、振り抜けも良い。その分疲れが少ないから長時間振っていてもキャストのアキュラシ―がキープし易い。私は腕っぷしが強い方ではないので33を振る時は家に帰ってからも疲れが無くて助かってます。毛鉤はもちろん10colorsのゼンマイ胴赤柴花笠#12です。黒やタングステンビーズヘッドの重たいものも使いましたが、この日一番良かったのは赤柴花笠でした。

今年も期待!秩父居着きのきれいなヤマメ

今年も無事にスタートが切れました。水量的には少な目で始まりました。また久々に雪で始まった秩父の解禁でしたが、雪解けは早く影響は少ない感じです。まだ他の河川の様子を見ていませんが、秩父の渓流釣り場は昨年同様に居着きのヤマメが楽しませてくれそうです。やはり大きな台風や災害級の豪雨が無ければ魚影も濃くなっていくような気がします。また、リリースをする人も多くなっているような気がします。私は県外で釣りをすることの方が多いのですが、その分きれいなヤマメの顔がいつも見られる秩父の渓流は素晴らしいと思います。ぜひ皆さんも秩父の渓流で竿を出してみてください。