弾丸1泊山形県へ気になる川は水温高すぎ

9月頭、もう今年は取材はないと踏んでいたのですが突然の電話で来年の「別冊渓流」の取材なんですが…。「えっ、今年出たのが最後じゃなかったっけ?」「それが急遽作ることになりまして」「もう9月入ってるよ」。無茶振りの取材は慣れているつもりでしたが、流石に9月に入ってからのスケジュールの調整や場所探しは大変。9月6~7日、やるしかないので急遽山形県の川へ下見に行ってきました。

気になる川をちぇくするも水温が高すぎてダメ!

仕事を終えてダッシュで新潟県の知り合いのもとへ向かいます。今回の取材ではイワナとヤマメの両方をある程度開けた場所でやりたいと思っていました。山形県との県境に住む仲間に協力を頼んで土日にチェックして回ります。土曜日にチェックした場所は4箇所、でもどこも春先には良さそうですがこの時期は水温が20℃超え、とても渓流魚を狙う水温ではありませんでした。

沢を登ること1時間ようやく顔を出したイワナ

翌日、取材の場所としては今回は諦めです。なので朝からイワナの顔を見ようと沢へ入りました。しかし反応はイマイチ、ひたすら毛鉤を打ち込みながら1時間は遡行したでしょうか、ようやくまともなサイズのイワナが掛かりホッとします。山形県まできてイワナやヤマメの顔も見ずに帰るのはあまりにさびしすぎますからね。今回入った沢は以前にも入っているのですが年々魚影が減っているように思います。数年はそっとしておこうと思いました。

渓相は抜群、イワナは△

渓相は素晴らしい沢です。水量もあって少し間を開けて今度は1泊の装備を持って入りたくなります。イワナの数が増えてきたら楽しいテンカラが期待できる沢です。

沢割りが釣果に結びつく

この日車止めで若いルアーマン二人に会いました、福島県からやってきたそうです。気持ちの良い挨拶で沢割りしました。こうした沢割りは非常に大切、お互いに安心して釣りを楽しむことができます。初心者の方もぜひ車止めで他の釣り人に会った際は気持ちよく挨拶して沢割りしてください。基本的には早く来た人が優先ですが、場所を譲ってもらったり仲良くなったりすることもありますよ!

地方の仲間に会えるのも嬉しいです

急遽連絡してバタバタの下見&釣りに付き合ってもらいました。ホント感謝です!でも地方に頼れる仲間が居るってホント心強いです。今度はゆっくりと遊びに行きたいと思います。Yさんありがとうございました!