3月23日に行った山梨県の渓流、また行ってきました。というのは前回短い区間しか釣りをしていないので今回はもう少し長く釣りをしてきました。そうはいっても大体半日釣りをするいつもの感じですが…。前回から約3週間たっていましたが山桜やミツバツツジが咲き、春本番になっていました。若葉も少しずつですが出始めています。こうなるとヤマメの活性も一気に上がってきますね!
落ち葉も流れてきれいな感じになってきました。

この渓も解禁当初は渇水でした。しかし、何とか降ってくれた雨のおかげで川岸の落ち葉も流れきれいな景色になってきました。気のせいか前回よりも透明度も高く感じます。車止めまでの間にも山桜がきれいに咲いていて春本番になっていることを目で感じられます。ヤマメの活性も当然前回よりもあがっているのでわくわくしながら入渓しました。
ちょっと試した#18のビーズヘッド

この日最初に釣った魚ではないのですが、ちょっと使ってみたかった#18のビーズヘッド毛ばり。魚が見えている流れで使いヒットしたヤマメです。前回はタングステンのビーズヘッド#14を中心に釣りをしました。それでも十分釣れるのですが、#18ならさらにアタリが増えるかどうか?結果はあまり変わらない印象でした。おそらくそこまで人が入らない場所なので差がでないのかと推測しました。またある食べている虫の大きさにある程度の幅があるのでしょう。これが頻繁にフライやテンカラの人が入るような河川ではやはり効果があるように思えます。
前回よりも少しアベレージサイズアップ

前回来た時よりも少しアベレージサイズが上がった気がします。より大きい個体が活発に動くようになったからなのか、よい流れにはそれなりの良い個体といった図式がはっきりしてきた感じです。
奇麗すぎでしょこの尾びれ!

このオレンジ色した尾びれはたまらないですよね!私の場合、渓のヤマメは本流域のヤマメと違い彩が魅力だと思っています。もちろん本流育ちの銀色に輝く魚も魅力的なのですが、こうした色のヤマメが釣りたくなるんですよね。
この日サイトで気持ちよく釣れてくれた子!

左岸側が外側となる曲流部にできた反転流、その中心寄り、下流側に頭を向けて定位していたヤマメ。この魚、下流側から釣りあがってきて何度か毛ばりを流したのですがヒットしなかったんです。横からの位置取りで魚を目視でき、目の前15㎝ほどのところに毛ばりを打ち込みました。すると沈んでいく毛ばりに迷いもなく食いつきました。おそらく下流側から打った時には捕食範囲外だったんだと思います。まあ、まだまだ腕が足りない証拠です。
毛バリは最近白柴花笠が多い理由

この魚、沈んでいく毛ばりに迷いもなく食った瞬間がはっきりと見えているのですが、やはり毛ばりが見えていないとそういう釣りができません。この日出番が多かったのは10colorsの茶羊胴白柴花笠#12です。白の蓑毛が良く見えてサイトフィッシングには使いやすい毛ばりです。緩い流れでは毛ばりを目視しながら流せるため初心者の方にもおすすめな毛ばりです。
あっという間に本格シーズンへ!

里では藤の花が咲きだしました。いよいよ山でもテンカラのベストシーズンを迎えます。毛ばりを打ち込むとともに勢いよく突き上げて捕食する渓のヤマメやアマゴ、そしてイワナも活性がどんどん上がってくる季節です。雪代の入らない渓ではテンカラの一番おもしろいシーズンとも言えます。また新緑に囲まれた渓は毎年感動を与えてくれる風景です。初心者の方、テンカラ始めるなら今ですよ!
ヤマメの泳ぐ淵を眺めながらのおやつタイム

渓で食べるおやつは最高ですよね!いつもは体重を気にしてあまり食べない甘いものも渓を歩いたから罪悪感0で食べられます。
ミツバツツジで春を感じます

ミツバツツジ、この花が咲きだすといよいよ本格シーズン前だなって感じになります。この花は殺風景だった灰色、茶色の風景によく映えます。この花が終わるといよいよ新緑の季節到来です!皆さんもテンカラ釣りに行きましょう!