2023渓流解禁!群馬県解禁釣行&ホームの秩父釣行!

2023年渓流解禁!待ちわびた日がやってきました!今年は群馬県の渓流解禁へ、久々に色々な里川を巡って竿を出してきました!そして4日にはホームの秩父を釣ってきました。どちらも厳しい状況でしたがキレイなイワナやヤマメの顔を見ることができ、解禁のよろこびを味わってきました!今年からシマノフィールドテスターとして渓流釣り、テンカラ釣りの魅力を微力ながら発信できたらと思います。宜しくお願いします。

群馬県の解禁日は釣れるところ探しの旅でした

低水温と渇水

今年の解禁日はいつもの秩父ではなく、久々に群馬県へ行くことになりました。というのも大先輩シマノインストラクターの井上さんにぜひ群馬に来てくださいとお誘い頂き、新米テスターとしてはこの上ない機会、お話を色々と聞けるチャンスとばかり仕事終わりに関越自動車道で群馬県の解禁に伺ったという訳です。そしてこの日はラン&ガンで渓流釣り場の下見にお付き合いさせていただきました。そして結構な河川とポイントを巡ったわけですが、どこの川も低水温と渇水といった状況でした。昨年の解禁日に比べると半分近いというような水量に見える川もあるとのことでした。

天然魚の動きだしはまだ先の様子

低水温と渇水という状況下、天然のヤマメやイワナは身を潜めたまま開きに出てきてはいないようでした。どの釣り場も成魚放流の魚や、昨年の秋に放流された成魚が顔を見せている状況でした。井上さんの話によると、夏場に高水温になるような河川では低水温の時には活性がとくに悪く、夏でも比較的水温が上がらないような河川では魚も低水温で動くとのことです。だから沢の魚は春先でもエサを追いやすく、本流筋に近くなるほど活性が悪いというのもうなずけます。

上流部の細流は魚も動く

顔を見るため上流部へ

一日中河川、ポイント巡りをして天然魚の顔が見れていない状況でしたので、最後に顔だけ拝んで終了しようとまだ雪の残る上流部に移動しました。するとちょっとした深みからすぐにイワナがご挨拶。続いてヤマメもご挨拶。小型の魚たちはそっと流れに帰って頂きました。やはり上流部の細流に潜む魚たちは開きにでてきていましたね。

3月4日はホームの秩父へGO!

秩父で3河川の様子を見てきました!

解禁日は群馬県の河川を色々と巡りましたが、今度は私のホームグラウンドである秩父の渓流です。こちらは勝手知ったる秩父の渓流だけに見て回りたい場所は考えていました。やはりホームの渓流は色々と気になるものです。3河川の様子をみての感想はとにかく渇水、そしていつも通りの低水温という状況でした。朝の水温は3.5℃とやや低めです。秩父だと4~5℃くらい朝から欲しいところです。水温に関しては徐々に温かくなっていくと思いますので、どちらかというと渇水の方が心配です。まとまった雨が降らないと落ち葉や枯れ枝が流されず、また石に着いたノロも流されず、エサとなる川虫にもよくありません。恵みの雨が降れば状況はぐっとよくなると思います。

渇水&低水温でも魚は動いてました

秩父の渓流釣り場では元気な居着きのヤマメたちが顔を見せてくれました。今年もアベレージ的には17㎝~20㎝くらいが中心です。小型でもひれピンでパーマークもキレイな魚体はさすが川育ちのヤマメです。やっぱり渓魚は美しいですね!渇水、低水温という状況は群馬県と変わらずですが、こちらは稚魚放流が行われている秩父漁協の釣り場だけにこうした魚たちが広範囲に居着いています。またアタリの出方が早かったり遅かったりと個体によってコンディションが違うような感じを受けました。ただ開きにもヤマメは出てきていたので流して釣る線の釣りができるのは楽しいですね!

両日ともシマノインストラクター井上さんとご一緒に!

やはり凄腕の名手!じっくり見入ってしまいました

一挙手一投足が無駄なくきれい!一言で言えば釣りが美しい。やっぱり名手は違いました。私は下から振り子のように振り込む釣りをすることが多い秩父の渓流ですが、井上さんは回し振りのスタイルです。極小のガン玉で長い仕掛けを振り込む技術、その軽い仕掛けを風が吹く中きれいに流す技、ついつい見入ってしまいました。やはり生で見ると仕掛けの軌道などもはっきりとわかり非常に参考になりました。

竿はシマノNEWモデル翠弧

この日私たちが使用したのはシマノ新製品の渓流竿「翠弧」です!井上さんがH、私がMLを使用しました。落ち着いた翠色で派手過ぎず、フラッグシップモデルだけあって感度、軽さ、ブレの無さ、そして胴に入り込む調子は別格です。昨年まで弧渓を使い込んでいたのでその違いを腕や指先が感じ取ります。もちろん弧渓も素晴らしい竿なのですが、クラスの違いははっきりとしていました。

2023年 秩父の渓流釣り場は?

小型のヤマメが多く安心

昨年も同じ区間を2回ほど釣りましたが、昨年よりも更に魚影が増した感じです。稚魚放流の成果が出るには時間が掛かりますが、その分出はじめるとその効果は絶大だと思います。魚が川全体的に広がりをみせ、釣り歩きでアタリが出る素晴らしい環境になります。今のところ17㎝~20㎝くらいがアベレージだと思いますが、初夏にはエサを沢山食べて一回り大きく成長し、丸々と太ったヤマメたちが遊んでくれると思います。

秩父の渓流へぜひ行ってみてください!

まだまだ水温も低く、サビの入ったヤマメたちですが、これからどんどんと成長して瀬に入りだし、引きも良くなると思います。秩父の渓流では新緑のきれいな渓相がまだまだ残っていますのでぜひ訪れてみてはいかがでしょうか!きれいなヤマメやイワナが遊んでくれますよ!釣り人も多い秩父の渓流釣り、こんな記事もぜひ参考にしてください。激戦区の渓流エサ釣りで釣果を伸ばすには?