新潟県で本流テンカラ!暑さに負けずイワナ釣り!

6月29日、この日は1人で釣ったことのない場所へ様子見、新規釣り場の開拓って感じです。取材などで使える釣り場は常に探しているので、予定が空いた日は初めての場所へ行くことが多くなります。今回は新潟県の本流です。結果としては厳しい釣りでしたが、引き出しは一つ増えた感じです。とにかく本流は解放感があって気分がイイ!絶景とイワナに癒された釣行でした。

底石や水量は良い感じ

8時スタートで入渓します。車を止める所を探したりするのもはじめて場所では大変です。少し遅くなってしまいましたが、下流にフライマンが一人見えるだけで他に人はいません。そのフライの方に挨拶し下流へ入らせてもらいました。少しお話をさせていただくと車の近くを釣るだけのようです。と言うことはこの付近は魚が居るという事なので少し安心します。水量もあり底石もしっかりしていて良さそうなポイントが続いています。

小さなイワナからスタート

最初にきたのは小さいイワナでした。魚体の色からして放流された魚のような気がします。とりあえず最初の魚が釣れるとほっとしますね。流れの緩い深トロを普通に流して食ってきました。居れば反応はありそうな雰囲気です。

間を置いてやっと2尾目

一尾目が釣れてそのままテンポ良く釣れるかな!と期待しましたが、その後がなかなか釣れません。100mほど下ったでしょうか、ようやく2尾目のイワナがでました。魚影はそれほど濃くない事が分ります。

車から離れるとアタリが出始める

2尾目のイワナがでたポイント、低い落ち込みからの開きで岸寄りの緩めな流れから出てきました。やはり駐車場所がある付近はアタリが遠い気がします。このイワナの後はポツポツですがアタリが増えました。

茶羊胴白柴花笠#12

この日は見やすい10colors茶羊胴白柴花笠#12をパイロットフライ(最初の様子見毛鉤)に結びました。見やすいので重宝する毛鉤です。誘いを入れるにも見えているとピンスポットで動かすことができます。

振り返ると大自然の絶景

3尾目のイワナを釣って景色を見るとこの絶景です。後ろには柱状節理の岩壁が立ちそびえています!結構近くでみると圧倒される感じの岩壁です。解放感たっぷりの釣り場です。

少しテンポが上がります

少しテンポが上がります。この日の釣りの感じがつかめてきました。というのもちょっと水深のある場所で逆さ毛鉤で誘って一発で出たイワナです。水深のある場所ではあまり水面を意識していない、上を向いていない様子です。この後同じような水深のある場所で一発アワセ切れをやらかしました。

水面近くをドラッグドリフトで!

気を取り直して毛鉤を茶羊胴白柴花笠#12に戻し流れの中を釣ります。毛鉤も良く見えて魚の出方も楽しいドラッグドリフトで出てくれました。立ち位置を上流側にとり、キャストした毛鉤にテンションを掛け実際の流れより少し遅く流れるようにします。すこしブレーキをかけて流してあげる感じです。当然毛鉤は水面近くを流れ、流れに抵抗ができ毛鉤の後ろには引き波のようなものができます。自分の毛鉤の位置がはっきりとわかる状態で流します。このイワナは素直な感じで毛鉤を咥えてくれました。

本流はアベレージサイズが良い!

最初の2尾は小さかったのですが、後に続いて5尾は8寸~なき尺までのサイズでした。アワセ切れしたやつもそれなりのサイズだったと思います。やはり本流だけあって数はあまりでませんでしたがサイズは良かったです。もう少し良い時期にこれれば尺イワナも普通に混じりそうですね。

たまには本流も楽しいですね!

この日は暑くて昼には上がりました。時間帯が悪いのだと思いますが、良さそうな深瀬も全く反応が無かったのでそこで終了です。釣った距離の割には数は伸びませんでした。やはり水温が上がり過ぎてくるとダメですね。こうなると夕マズメまで釣れる気がしません。しかし、全部で7尾、泣き尺混じりですから厳しいなりにも楽しめました。景色も良く気分も最高です。たまには本流もいいものですね。