秩父荒川の冬季ニジマス釣り場、皆野地区C&Rへ

なかなか足が向かなかった荒川の冬季ニジマス釣り場へ行ってきました。ここは川幅も広く魚の付き場が分からないので、まずは下見をしないといけないためです。ポイントまでの距離があればテンカラでは限界もあります。ちょっと不安もありましたが、とりあえず行ってみないと始まらないのでボウズ覚悟で行ってきました。

午前中は魚を探して下流から

荒川にじますC&R

釣り券をコンビニで購入し釣り開始は10時からです。この日は今年一番の冷え込みらしく、かなり水下がっているいる感じです。計ってませんが手を浸けると今年一番の冷たさです。先週の芝川と比べてもかなり冷たい感じでした。とりあえず下流へ歩き良さそうな瀬から始めます。ニジマスが着いていそうなポイントを丁寧に打っていきますが全くアタリがきません。魚はエリア全体的にいる感じではなさそうです。川の中を静かに様子を見ながら歩きましたが見える魚は見つけられませんでした。

釣れないのでフライの方の釣りを観察

荒川ニジマスC&R

これは厳しいと思い、とりあえず釣れている人を探して様子見に切り替えます。するとフライの方が一人竿を曲げていました。瀬の流心脇をルースニングで釣っていました。その流れにはある程度のニジマスが着いているようで、その後2尾を追加しました。これで釣れる気がしてきます。

ポイントが分かったので気合!

荒川ニジマスC&R渓流テンカラZL

ちょうど昼時で12時を過ぎていたため、すぐにそのポイントが空きました。さっそく流し始めるとすぐにアタリ、しかしフッキングできず。毛鉤もそのままで行けそうです!そのまま下流へと探りを入れて行くとラインが止められるアタリ、しっかりと合わせると今度は無事キャッチできました。この日は渓流テンカラZLで釣っていましたからこのサイズでもかなり楽しめました。それにしてもヒレもしっかりしたキレイなニジマスでした!

午後はアタリも増えて

荒川ニジマスC&R

昼食後、他の場所も見ようと上流から入りました。エリア最上流の瀬は人が入っていたのでスルー。橋の少し上から入りました。広いし水面はフラットで底は砂地の中に岩盤が時折現れる、右岸から立ち込む人も多いため魚は左岸に寄っている感じでした。テンカラではちょっと攻められないポイントが多いので昼前に釣れた瀬に入り直します。ちょうど昼食後に入った人たちが上がるタイミング、少し待つだけで入ることができました。入ってすぐに小さなニジマスが掛かります。20㎝チョイのかわいいサイズでした。

15時過ぎにアタリ頻発

渓流テンカラZL秩父ニジマス

下りながら一流ししてまた上流から入り直します。今度はまあまあのニジマスが掛かりました。瀬の中で水温も低い事からなかなか弱らず取りこみに時間が掛かりました。尾びれの上側が欠けてますがキレイなニジマスです。その後二つ掛けてバラシが続いてしまいました。そのうち1本は流心から出す際にハリス切れ。久々にやられました。瀬の釣りはやり取りがやっぱりおもしろい!日が傾いた15時過ぎ、アタリが増えて楽しい時間となりました。

なんだかんだ楽しめた荒川皆野地区C&Rでした

秩父ニジマスC&R

結局午後にはアタリも出せて楽しい釣りができました。久々にのされたし、ヒレのきれいな魚が多く引きも楽しめました。また時間がある時に来たいと思います。瀬の中から少し強引に出したいので今度はハリス1.2号まで上げてやろうと思います。おそらくそれでも関係なく喰いそうな感じでした。

タックルデータ

竿はシマノ渓流テンカラ34-38ZL、今回は早川のような特大サイズもないと思われることからシャープに軽快に釣りができる渓流テンカラを選択しました。レベルラインは3号4m、ハリスはフロロカーボン1号1mです。オモリはタングステンソフトウェイトを米粒大で付けています。付ける位置は毛鉤から20㎝です。