長野・新潟・群馬気になる釣り場のチェックテンカラ弾丸ソロ釣行!

私の場合毎年何かしらのテンカラや渓流釣りに絡む取材が入ります。この時取材の場所は大概自分で決めることになります。そうなんです、釣れるか釣れないかの責任はすべて自分にかかってきます。だから常に色々な釣り場のチェック、新しい場所探しをしているのです。特にテンカラは毛鉤で釣らなくてはいけないので大変です。毎回同じ川や水系でやるわけにもいかないですし。8月2~3日、今回はそんな釣り場のチェック釣行をブログに書いてみました。

沢にはまだ雪渓が残る標高1000

雑魚川林道を走っていると左岸から入る沢筋にはまだまだデカイ雪渓が残っていました。今年の積雪の多さをまじかに感じることができます。豪雪地帯で標高1000mを超える雑魚川は真夏でも涼を感じることができます。

長野県雑魚川は私のお気に入りの渓

前回雑魚川へ来た時の様子はコチラ、最初、大滝の上流付近をチェックしたのですがアタリなく早めに見切って上流へ移動しました。上流は穏やかな渓相でポイントも多く、私の好きな場所です。そしてすんなりとイワナが釣れてくれます。ただ、人も多く入るのですんなりといってもアプローチや竿抜けなどを意識した釣りが必要です。

天然の美しいイワナは健在です!

この逞しい魚体、各ヒレも分厚くしっかりとしています。雑魚川は天然イワナ100%、私が好きな理由の一つです。放流を行わない、支流を種沢として禁漁区にする。そうすることでいつでもこんなきれいなイワナに会える川になっています。

川底もきれいになっていました

前回訪れた時は川底にミズワタクチビルケイソウがびっしりと着いていました。しかし、今回はきれいな川底となっていました。雪代で流され石が洗われたのかどうかは定かではありません。でもうれしいですね!

新潟県のK川はアタリすらなく1時間で敗退

雑魚川のチェックを終えて向かった先は新潟県のK川、釣り券を購入して早速入渓、1時間竿をふりましたがアタリ無し。場所を変えて更に1時間釣りました。しかし魚影は見られず、よさそうなポイントでもまったく反応がないため早々に撤収しました。釣れないという事を頭に入れておくのも私にとっては重要な情報なんです!そして写真も撮り忘れました。

群馬県まで移動して壊滅的だった渓へ

一気に群馬県の川まで移動します。関越道と下道で約3時間ちょっとの移動時間です。ここでもコンビニで釣り券を購入し釣り開始です。ここは以前月刊つり人で取材にも使ったことがあるとっても良い川でした。しかし2019年の台風19号で壊滅的な被害を受けた川です。渓相は一変し、灌木は倒れ流され土砂でまっ平な流れとなった川でした。しかし、最近SNSでこの川らしい投稿を見かけて気になっていました。

魚影は復活していましたが渓相はまだかな

釣りを開始してしばらくはフッキングしないような小さなヤマメの早く細かいアタリが続きます。良かった!魚は戻ってきています。そして浅い中にも少しの深い筋を攻めて行くと待望のヤマメが顔を出してくれました。以前はアベレージサイズも良く、イワナとヤマメ、両方が楽しませてくれましたが、元に戻るにはまだ少し時間が掛かりそうです。そしてとにかく倒木がまだまだ遡行を邪魔して仕方ありません。

川は生き物みたいなものですね

今回は3河川で竿を振りました。以前は良かった区間、渓相の様子などなど、少しの時間で変わってしまう時もあれば長い年月をかけて変わる川もあります。テンカラだけでなくどんな釣りでも自然のフィールドであればまったく同じ条件は二度と訪れません。川は生き物のようなものなのでこの様子見がすごく重要なんです。たいへんなんだけど結局は釣りなので楽しんでますけどね!