テンカラで釣る秩父の渓流!夏ヤマメこんなポイントですよ!partⅡ

前回楽しいヤマメ釣りだったので翌々日の8月21日に同じ渓流へ行ってきました。この日は前回の釣りで上がった場所からスタートです。状況的には大きな変化もないため、タックルや毛鉤を使用して、時間も午前7時からスタートで昼までの釣りです。ヤマメの活性も高く、ポイントへ打ち込まれた毛鉤に対して反応も早かったです。また誘って一発のヤマメもいて楽しい釣りでした。前回同様、釣れたヤマメとポイントを合わせてますのでテンカラを始めたばかりの方はぜひ参考にしてください。

今回も釣れたヤマメとポイントをセットでどうぞ!

この日最初のヤマメは流芯脇の緩いポイントから

鉄骨の下流側ではなくその手前の底が見える緩い流れから出ました。小ぶりですが川育ちっぽいきれいなヤマメです。こうしたヤマメが増えてくれると釣っていて楽しいものです。この日ャスト後のたるみがあまり出ないようにするとあわせが遅れずにすみます。

大石にぶつかる流れ、ウケから出たヤマメ

少し写真がギラギラしていてわかりにくいですが、右上にある岩から左下にある岩に向かって緩い流れがあります。その流れが左下の岩にぶつかる部分、このウケといわれるポイントに着いていたヤマメです。

大岩のエグレからでたヤマメ

大岩が張り出し、そのえぐれた部分に流れがあります。この流れに着いているのですが、張り出している部分から少し下流側にいてエサが流れてくるのを待ち構えている感じです。岩が張り出している前では少し流れが速すぎます。

流芯に挟まれた緩いポイントから

写真奥、左岸側の白波が立つ流れと中央の早い流れの中間にある、だいぶ緩い流れからでました。結局エサが取りやすい落ち着いた流れにいた感じのヤマメです。写真右はじに沈んでいる石も効いているポイントです。

かっこいいヤマメは底石が沈む流れから

水深もあり全体的に流速も緩め、なのでどこから出てもおかしくないポイントです。その中でも底石とエサが流れるレーンがあります。このヤマメは左岸(奥側)の底石がしっかりと絡んだレーンから出ました。底石の入り方もよく観察すると釣果につながりやすくなります。

落ち込み上の肩に着いていたヤマメ

落ち込みの上に水面が落ち着いた部分が広がっています。落ち込みの上はいわゆるウケになっている場所で好ポイントです。しっかりと毛鉤が落ち口まで流れるように流すとヒットに繋がります。こうした落ち込みのすぐ上は竿抜けになることも多く、おいしいポイントです。

底石が点在する流芯からでたヤマメ

底石が多く入り、やや波立っている流れから出たヤマメです。底石が多く入っているような流れは水面が不安定でも底付近には居着きやすい部分もあり、水面よりもゆっくり流れています。こうした場所は少し筋を変えながら丁寧に攻めたいポイントです。

底石の前、いわゆるウケに居着いていたヤマメ

流芯の少し右、大き目な石が沈んでいます。この石の上流側にいたヤマメです。この底石がウケになってヤマメが居着いていました。こうした石は鳥などの外敵からもすぐに身を隠せる場所でよいポイントとなります。ただこの写真のなかだけでも流したい場所がたくさんあります。その分ヤマメが残っている確率も上がるポイントというわけです。

このポイントは2尾連発でヒット

この黄色く囲んだ部分でそれぞれヤマメがでました。一見手前の流れからと思うようなポイントですが、おいしいポイントは実は左岸側のほんとに緩い流れ、こうした竿抜けでいかに確実に掛けるかが数を伸ばすコツというわけです。毛鉤が着水してすぐにあたるポイントです。ヤマメが毛鉤に出るのがはっきり見えますから楽しいポイントです。

竿は今回もシマノ渓流テンカラ34-38ZLで!

今回も竿はシマノ渓流テンカラ34-38ZLです。前回の記事で書き忘れましたが、レベルライン3号4.5mにフロロカーボン0.8号1mの仕掛けです。毛鉤は瀬畑毛鉤雉逆さ黒#10です。このタックルでたくさんのヤマメが遊んでくれました!写真のポイントは一例にしかすぎません。毎日のように人がくる釣り場です。いかに竿抜けで数をのばすか、また絶対いるポイントで確実にあたりを出せるか肝になります。思い通り、狙い通りに掛けれた瞬間ははやり気持ちがいいものです。初心者の方の参考になってくれれば幸いです!

帰りに夏バテ防止で秩父名物ミックス丼!

豚丼の店もワラジカツの名店もたくさんある秩父です、しかしいつも混んでいてなかなか一人では並びにくいんです。なのでたまに寄るのが道の駅芦ヶ久保です。まあボリュームもあってコスパもいいですから。