6月15日、16日、ちょっといいヤマメを釣りたいと思っていたのですが取材やら毛鉤巻きが忙しいやらでなかなか狙いに行けずもう6月半場になってしまった。ようやく少し落ち着いて自分の釣りを組み立てることができたので久しぶりに利根川本流へ行ってきました。せっかくなのでテンカラ雑技団の大木さんを誘って二人でテンカラ三昧を楽しんできました。
下見のあとに時合いでドン!
私の仕事は夜中までなので午前中に起きて準備をしてから出発、ポイントには午後3時くらいに到着しました。とりあえず準備をしてからポイントを適当に毛鉤を流しながら見て回ります。下流側のポイントには他のテンカラ師が一人入ってしまったので狭い範囲しか見ることができませんでした。そんな中でも水深や石の入り具合、流れの早さなどから時合いが来たらこのあたりかなと思うポイントを絞っておきました。そして午後6時過ぎ、そろそろ出てくれないかなといったタイミングで8寸ほどのヤマメが掛かります。時合い来た!と集中して流し、誘いを入れて流した瀬畑毛鉤雉逆さ黒#10にドン!写真のヤマメが釣れてくれました!狙い通りの良型に最高にうれしい1尾となりました。
二人とも竿はシマノBGテンカラ
大木さんも私も車中泊しての翌朝、気合を入れて竿を振りました。二人ともシマノBGテンカラを愛用しています。やはり大物狙いでは信頼性のある竿を使いたいものです。二人とも尺物、デカマスをこの竿で釣ってますから安心感があります。
昼は支流で遊びます
昼間、一日本流で少ないアタリを狙うのもしんどいので支流へ逃げます。昨年もこの時期に訪れた支流なのですが、今年はびっくりするくらい水が少なかったです。おそらく昨年の半分近い水量。それでもまったく釣れない訳ではないだろうと二人でのんびりと釣り上がりました。
渋い中でも大木さんがきれいなヤマメ
日中はやはり渋い感じです。流石に暑くなってきたこの時期開けた里川の渓相はだんだんと厳しくなってきます。それでも大木さんにきれいなヤマメがヒット。丁寧な流しでここぞという筋から引き出しました。雑技団の皆さんはキャストから流しまですごくきれいなんですよね。我流の私は結構めちゃくちゃな振りをしたりすることもあるので見習いたいところです。
私はきれいなイワナ
私はというとちょっと大きな落ち込みでイワナがヒットです。巻き返しに毛鉤を乗せて流し、落ち口に近い所でスッとラインが引き込まれるアタリ。あわせるとトルクのある引き、サイズの割りには楽しませてくれたイワナでした。毛鉤は瀬畑毛鉤の雉逆さ黒#10です。支流ではシマノ渓流テンカラ34⁻38ZLを使用しています。
今回も笑いの絶えないテンカラ旅でした!
最後に夕マズメの本流をまた攻めましたが空振りに終わりました。そうそう尺サイズは簡単にでないですね。今回も気の合う仲間とあーだこーだ言いながらテンカラ話に花が咲いた二日間でした。皆さんも本流の良型ヤマメ&昼の支流、ぜひ楽しんでみてください。