川越水上公園のプールテンカラでニジマス爆釣!

2022年11月7日、久々にプールでテンカラ竿を振ってきました。埼玉県の川越水上公園では流れるプールでテンカラ釣りをすることができます。流れていますからテンカラ初心者の練習にも凄く良いフィールドです。午後の2時間ほどでしたが10colorsの新しい毛鉤のテストを兼ねて遊んできました。新しい毛鉤は予想以上に好反応、爆釣でした!

プールの楽しみは夏だけじゃない!

冬場は安全な管理釣り場へと変身

プールといえば夏というイメージですが、釣り人にとってのプールは冬のイメージです。埼玉だけでなく、栃木・大阪・愛知・京都でもプールを利用した釣り場があります。冬場のプールの有効活用です。足場が良いので小さいお子さんでも安全に楽しめます。

川越水上公園のテンカラ釣りは流れるプールのみOK

私の家から近い川越水上公園では3つのプールで釣りができるのですが、テンカラ釣りができるのは流水プールのみとなります、いわゆる流れるプールです。テンカラで攻めることができる距離を考えれば流れるプールで十分です。プールの幅がある場所では5mのラインにしても届かない場所もあるくらいですから十分楽しめます。

準備も楽々すぐにニジマスがヒット!

プールテンカラは竿と仕掛けを伸ばしたらすぐに釣り開始!

プールテンカラの良いところは準備が楽なところです。ウェダーなどに着替える必要がないことから竿と仕掛けを伸ばしたらすぐに釣りができます。特にテンカラは道具がシンプルですから、ルアーやフライよりも手軽に釣りができます。

早速BHオーストリッチ逆さでニジマスヒット

まずははつかり丸の舳先付近で釣りを開始です。流水プールの中で一番幅の広い部分、ここを回遊するマスを狙います。10colorsのBHオーストリッチ逆さを自然に流したり、少し誘いを入れながら流します。開始早々に元気なニジマスがヒットしました!その後カラーをローテーションさせて何尾か追加してアタリが遠くなったところで場所を少し南側に移動します。

今回巻いた毛鉤に替え爆釣モード突入!

沈めてナチュラルに流すだけでアタリ連発

こんどは今回巻いていった毛鉤にチェンジして流します。バスクリン色になった水中に定位しているニジマスがまばらに確認できます。適当に上流側へキャストしたら自然に馴染ませていきます。この時レベルラインは少し張り気味です。すると手感でもラインの動きでもアタリが取れます。毛鉤を替えてからはアタリが連発し、爆釣モードに突入です。

スレたニジマスもイチコロの毛鉤

エッグフライやマラブー、オクトパスボムなど管理釣り場の定番フライが釣れるのは定石ですが、こうしたスタンダードなパターンで入れ食いになるのはテンカラで釣っている感じがしてたのしいものです。もともとイワナやヤマメを釣るために巻いているものですが、管理釣り場のスレたニジマスにも有効ということが分かりました。来シーズンは10colorsのラインナップに入れようと思いますのでよろしくお願いします。

締めはキジ剣羽根をドライで使用!

ライズも結構あったので剣羽根で楽しむことに!

今回は午後からの釣りということと、陽気が良かったこともあってライズが頻繁にありました。これを狙わない手はありません。入れ食いを楽しんだ余裕もありましたので!実際に食べている虫はおそらく#24~26くらいのサイズ、ですが#16くらいのキジ剣羽根で狙います。そんな小さなミッジを持ち歩いていないですし、また、それでも釣れるだろうと経験上予測していました。さっそくドライジェルを毛鉤とハリスに塗りライズしているニジマスの鼻先に落とします。するとリアクションバイト的に毛鉤を咥えます。狙い通りにヒットさせるとさらに楽しいですね!ドライでも何匹か出すことができました。

キジ剣羽根は浮かせてもちょっと沈んでもヒット!

キジ剣羽根はそれほど浮力のあるパターンではないので数投、もしくは一尾つると浮かなくなります。それでも水面直下に入った毛鉤にも下から勢いよく出てくるニジマスが何匹かいました。上を見ているニジマスにとっては、落ちたエサという認識でリアクションバイトしてしまうのでしょう。スレていることもあり毛鉤に喰いつく時は勢いよくでます。

川越水上公園のプールテンカラタックル

竿は3.6~3.9mがおすすめ

短い竿でも釣れなくはないのですが、幅の広い場所などでも対岸を攻めることができる長さは3.6~3.9mの竿になります。また40㎝を越えるニジマスも入っていますから腰のあるしっかりした竿をおすすめします。私は天龍テンカラ風来坊39TAを使用しました。

川越水上公園プールテンカラのラインや毛鉤

今回初めに使った毛鉤は10colorsのBHオーストリッチ逆さ#10です。数匹ヒットしましたがスレている魚には誘って食わせた方が有効的でした。放流を頻繁に行う管理釣り場や、プールでも放流直後などで使用するとアピール系なのでおすすめです。もちろん普通のテンカラ毛鉤でも釣れます。色々と持って行き、ローテーションさせ、その日その時のアタリ毛鉤を見つけることが大切です。ラインはレベルラインの2.5号4.5m、ハリスはフロロカーボン0.8号を1mです。キジ剣羽根を使用した時はナイロンハリスの0.8号を1mです。

子どもや入門者の練習におすすめのプールテンカラ

安全だし休憩所もトイレもすぐそば

足場が良くて人も沢山いますので子どもでも安心して楽しめるのがプールテンカラの良いところです。寒くなったら暖房の効いた休憩場所もありますし、ポットなどもありますからカップラーメンくらいは食べられます。トイレもすぐそばにありますし自販機も沢山あります。

プールテンカラはキャスティングやアワセ、とりこみの練習におすすめ

川越水上公園のプールテンカラはキャスティングの練習やアワセの練習、とりこみの練習にもなります。とりこむ際はランディングネットを利用しましょう。ラバー素材のネットが魚のダメージを減らすことになるのでおすすめです。冬はプールで練習し、来シーズンの解禁まで腕を磨くのはいかがですか?釣行の際はレギュレーションをしっかりと確認してから出かけましょう!