テンカラ!丹沢ヤマメと遊んできました!

テンカラで丹沢釣行!今回は初めて竿を出す場所なのでどんな場所かわくわくしながら林道を歩いてきました。結果的にはチビヤマメしか出ませんでしたが、テンカラ雑技団の大木さんと終始笑いながらの釣りは楽しい時間でした。前回の新潟、山形ではウェーダーでの釣りでしたが、関東ではすでにウェットウェーディングのスタイルでの釣行!そこも簡単に説明します。

久々の丹沢釣行です!足元に気を付けて!

ちょっと水は高めでした

丹沢の渓流

2020年の夏に丹沢で竿を出して以来の釣行です。2019年の台風でかなりの被害が出た丹沢ですが、今は落ち着きを取り戻している様子でした。ただその時に荒れた渓相はまだまだ残っています。今回はここの所の雨で水は高め、石の色から判断すると約10㎝ほどは水位が上がっているようでした。

荒れた渓相は浮石に注意

丹沢の渓流

今回気になったことは浮石がまだまだ多かったことです。浮石とは不安定な状態の石を言います。うっかり乗っかってしまうと石が動きバランスを崩して転倒したり、石が自分の足の上に落ちて怪我をしたりします。大水が出た後などに多くなりますので災害レベルの大水が出た後の渓流では要注意です。なるべく低い位置にある石を踏んで遡行するなど注意してください。

結果はチビヤマメばかりの釣りでした

ライズはなく沈めて好反応

丹沢のヤマメ

朝9時過ぎから竿を出しました。すぐに小さなヤマメが毛鉤を咥えます。まあまあ最初はこんなもんでしょう!なんて余裕をかましながら進みます。大木さんもエルクヘアカディスですぐに小さなヤマメを掛けてます。しかし、釣っても釣っても小さなヤマメばかりです。スタートから、浮かせる→水面直下→しっかり沈めると言うように徐々に流す層を変えてみました。この日一番魚の反応が良かったのはしっかり沈める釣りでした。なので私はタングステンビーズヘッドの甲斐胴黒花笠#12を使用です。

大木さんはこだわりのエルクヘアカディス!

丹沢のテンカラ釣り

大木さんの毛鉤はこだわりのエルクヘアカディスです。ボディハックルを少し密に巻き、エルクヘアを少な目に乗せたタイプです。浮力を得ているのはボディハックルでエルクヘアはインジケーター替わりのような毛鉤です。これでなかなか水面に出てこないヤマメをだしてました!

私のウェットウェーディングアイテム

シマノウェットウェーディング

パンツはシマノドライバーサタイルショーツ

シマノ「バーサタイルショーツ」は撥水ストレッチでシワになりにくいのが特徴です。私的には履き心地がさらっとしていてお気に入り。裏面が肌への接地面積を減らすように設計されているそうです。あとは濡れても軽いことが良いですね。やはり荷物を背負っている時などは身につけるものも軽くしたいですから。

タイツはシマノサンプロテクションハイブリッドパッドタイツライト

シマノ「サンプロテクションハイブリッドパッドタイツライト」ちょっと商品名が長いですが、その名の通りです。UVで紫外線から守ると共に膝から脛を保護するパッド付です。そして軽いです。ハイブリッドとはUVの部分とパンツで隠れる部分は通気性の高いメッシュ構造になっているという意味です。カタログには詳しく説明が無いので分かりにくいですよね。私がお気に入りな部分はパンツに隠れる部分がメッシュ構造で軽く涼しく水切れが良い点。そして一昨年、膝のお皿を三分割した経験から膝から脛へのパッドは特にお気に入りです。

シマノスタンダードゲーターで安全快適に!

最後にゲーターですが、シマノ「スタンダードゲーター」です。私のお気に入りの部分は水切れの良さと膝上の面ファスナーと膝下の面ファスナーがしっかりしているところです。今はソックス付きのタイプを使用していますが、これから源流に行く際はソックス無しタイプで源流用のシューズと合わせます。シューズは一番肝心なアイテムなので自分の足に合ったものを選ぶ必要があります。だからこそソックスあり、ソックス無しを好みで選べるのはうれしいですね。

丹沢の渓流へぜひ出かけてみてください!

天平テンカラとヤマメ

今回は小さなヤマメばかりでしたが、来年が楽しみな渓であるとも言えます。また奥へ頑張って歩けば良い魚も出やすくなると思いますのでぜひ体力に自信のある方は上流部を目指して下さい!丹沢湖には世附川・中川川・玄倉川が流れこんでいますがキャンプ場がない世附川と玄倉川は特に人気の釣り場です。玄倉川は林道やトンネルの崩落などが頻繁にあり通行止めも多い場所です。また世附川も入渓の際には入渓する区間を申告し頭ハネなどを防ぐルールがありますのでよく調べてからの釣行をおすすめします。ぜひ丹沢のきれいな魚たちに会いに行ってみてください。