テンカラ釣行!はじめまして東京都のヤマメちゃん!

4月10日、今日は二女の入学式、とは言え保護者の出席は1名まで。当然お父さんは出席できず。制服姿を見届けて甲斐犬イチ君の散歩から帰り、車を走らせた先は東京都の渓流。今年はこれまで手を着けてこなかったエリアを少し見てみようと勢いで年券まで買ってしまった。組合の事務所まで買いに行き、少し釣り場の説明を聞いてから釣り場に向かった。事務所では丁寧に説明して頂きました、ありがとうございます。とりあえず車でざっくりと見てまわるも、とにかく駐車スペースがなくて困った。何とか駐車スペースを見つけ、ようやく東京育ちのヤマメとご対面できました。

何とか入渓そして直ぐバラしてしまった…

東京都の渓流

入渓した区間はこんな感じの渓相でした。東京都の渓流も谷が狭まり雰囲気はいい感じです。岩や石が入った瀬になるポイントと砂や砂利底の浅瀬の繰り返しと言った渓相です。そのため、ポイントとしては少なく、またわかりやすいと言える感じです。そのわかりやすいポイントで数投目にあたるもいきなりバラシ、だいたいそんなもんです。

遡行するもすぐ通らず

東京都の渓流

写真を見ての通り、両岸切り立ってウェーダーでは遡行出来ない通らずとなってしまいました。ただ魚影は確認できたので、こうしたちょっと遡行が困難な箇所があるためにヤマメも残っているようです。ウェットウェーディングの季節が来たらまた釣ってみたいと思いました。

周辺を釣り歩き何とか東京ヤマメとご対面

東京都の渓流

やっぱり瀬の中でヒットしました。今度はしっかりとフッキング。ヒレは赤み掛かってピンとしてます。自然繁殖なのかどうかはわかりませんがキレイなヤマメでした。黒点がほとんどないヤマメで特徴的です。初めての渓で会う魚はやっぱりうれしいですね。

東京都のヤマメ

釣れた毛鉤は茶羊胴白柴花笠をダウンクロスから!

毛鉤は10colorsの茶羊胴白柴花笠#12

10colors茶羊胴白柴花笠で釣れたヤマメ

久々に登場の10colors「茶羊胴白柴花笠」です!この日は虫が沢山飛んでましたがサイズや色的にこの毛鉤かな?って感で選びました。ちゃんと釣れてくれたので間違いではないと思います。いつも川虫を捕ってみたり、飛んでる虫のサイズや色を考慮したり、逆に川虫が少ない川ならフォームビートルや黒系で選んだりしています。毛鉤選びでは、私はそれほど種類を持っていませんのでそこまで迷うこともありません。

ダウンクロスでテンションを掛けながら!

東京都の渓流

今回一番書きたかったのはここ、テンカラを始めたばかりの方にはぜひ読んでもらいたい部分です。ダウンクロスとは自分が川の横からみて斜め下流側のことです。あまりポイントとなる瀬に近づくと逃げられてしまいますから、少し低い姿勢で川岸から離れた所にポジションをとります。斜め下流側にキャストした毛鉤はだんだんと川の中央に移動します、そのまま竿も下流がわに振りながらラインやハリスが伸びた状態、つまりテンションが掛かった状態で毛鉤を送っていきます。そこでゴンッてアタリが来ます。今回のヒットパターンはコレでした。ひとつのポイントでも色々な攻め方を試してみるのもおもしろいですよ!

今回のテンカラタックルはこんな感じです

竿は天平テンカラ36

天平テンカラ36とヤマメ

今回ももちろん天平テンカラ36です。6:4調子ですが、ブレがほとんどなく感度も良い竿です。今回のような竿に伝わってくるようなアタリを取る釣り方にも向いていると思います。

ラインは4.5m+フロロカーボンハリス0.6号1m

レベルライン2.5号を4.5m、そこにフロロカーボンハリス0.6号を1m繋いでます。ちょっとラインが長めなのはアプローチの距離をとりたいから。もちろんハイプレッシャーな東京近郊のヤマメですからアプローチには気を使っています。次に0.6号のハリスですが、こちらもスレたヤマメに対してプレッシャーを与えないためです。

テンカラで釣る東京都の美形ヤマメおすすめです!

東京都のヤマメ

今回は初めての川でしたので車で見て回るのに時間が掛かり釣りをする時間が少なくなってしまいました。下流部はヤマベやハヤが沢山いたのであまりおすすめではありませんが上流部に行くほどヤマメだけになります。下流部にもヤマメがいますが、成魚放流のヤマメで、おそらくゴールデンウィークを過ぎる頃にはほとんどいなくなると思います。やはり小渓となりますがシーズン通して楽しむには上流部がおすすめです。今回は車を止めるところに苦労しましたが、上流部にはキャンプ場などがあり、もちろん有料ですが釣り人にも駐車させてくれるところもあるそうですよ!