テンカラキックオフミーティングが終了してからすぐに寒狭川中部漁協エリアへ移動でした。楽しい夜会へ混ぜて頂いたテンカラ雑技団の皆様ありがとうございました。夜会から明けて2月18日、楽しみにしていた初めての流れ、寒狭川中部漁協の毛鉤専用区で竿を出しました。水量は少ないとのことですが、私的には十分な流れと言った感想です。朝一で放流のお手伝いもさせて頂き、充実した一日でした。
浜名湖から寒狭巴川へ移動して夜会
浜名湖のテンカラキックオフミーティングを終えてすぐに塩瀬へ移動しました。今回は翌日に朝から釣りをしようと決めていたのでこちらで車中泊です。もちろんその前に焚火を囲んでみんなで乾杯。今回はテンカラ雑技団の皆さんにお世話になりました。ありがとうございます。やっぱり焚火を囲んでの一杯はいいものですね。
はじめての塩瀬とご対面
夜中に振り出した雨は朝もポツポツと降っていました。気温は放射冷却が無いためそれほど寒くはありません。というかバッチリ真冬のウェアー、ウェーダーもネオプレンだったので動いていると暑いくらいです。今回釣ったのはオススメのポイントと言うことでした。渓相としては開けた落差の少ない平瀬が中心の流れ、川幅はそれほど広くはないもののテンカラを振るには十分な広さだと思いました。ゾーニングされているため、このエリアは毛鉤釣りオンリーとなりますが、エリアの選定もしっかりとされている印象です。
まずはアマゴ放流のお手伝い
朝一は寒狭川中部漁協の放流のお手伝いをさせて頂きました。護岸されている場所ではロープでバケツを下すなど手間のかかる作業です。普段からやっている漁協の皆様には感謝ですね。放流したのはアマゴの成魚たちです。この子たちが午後に楽しませてくれました。
小雨の降る中テンカラ竿をにぎります
久しぶりにニジマス以外の釣りでしたのでちょっと緊張しました。白系が良いと聞いていたので、選んだ毛鉤は10colorsの茶羊胴白柴花笠#12です。はじめての釣り場ですしそれほど長い区間を歩きまわる釣りではないのでじっくりと攻めようと決めて釣り開始です。タックル&システムは、ロッドシマノ天平テンカラ36、レベルライン3号4.5m、ハリスフロロカーボン0.6号1mです。
数投しただけであっさりアマゴがヒット
じっくり攻めようと決めたのが良かったようです。わずか数投でラインにわずかな変化、あわせるとあっさりアマゴが釣れました。大場所など魚が溜まりそうな場所と違い、瀬の中の小さなポイントにも魚がしっかりと入っている釣り場はいいですよね。ただ、その後がなかなか釣れなくて色々とポイントを探してウロチョロとしました。ようやく昼前に追加できて昼食にしました。
午後は連荘でアマゴがヒットも!
午後は昼前に居場所を突き止めたポイントへ一直線。ナチュラルに流してもなかなかヒットしない魚たちですが、誘いを掛けると好反応でした。放流魚ってホントに難しいですね。でもパターンがつかめると連荘でヒットするのも放流魚狙いの釣りですね。また誘っているだけにタイミングが合わないとバラス魚も多く一喜一憂しながらの楽しい釣りでした。途中鬼アマゴも誘って誘って食わせましたが、ランディングで痛恨のミス、ちょっと悔しい思いもありましたが楽しい釣りでした。
ビーズヘッドの蛍光グリーンボディ白花笠に替えてヒット
釣っているうちに、アマゴは好反応で水面まで追ってくる、しかしその割に喰いきれないアマゴが多いと感じました。そこでちょっと重たい方へとシフトします。ビーズヘッドに蛍光グリーンボディ、蓑毛は白の花笠へチェンジです。アピール度は高くして水面からほんの少し、今までよりは深い層を引いて誘えます。これが良い感じではまり咥える魚が増えました。もともとは増水濁り水用でボックスに入れてある毛鉤ですが、こういう使い方もありですね。
寒狭川中部漁協の毛鉤専用区楽しめました!
また一つ新しい釣り場で竿を振ることができました。ゾーニングに取り組み色々と大変な思いをされてきたと伺っています。その努力の結果、いつ来ても楽しめるテンカラ釣り場があることは入門者などまだ自然渓流での釣りに慣れていない人たちにとって素晴らしい釣り場だと思います。これからも頑張ってほしいです。一緒に遊んでくださった皆様ありがとうございました。