オーストラリアからのテンカラ師と交流in栃木

4月27日は栃木県の源流へ足を運びました。ご一緒したのは大串さんと大串さんのお知り合い、オーストラリアからテンカラをしに来日したデレクさん!そして瀬畑翁のご子息、瀬畑孝久さんです。デレクさんはテンカラ初心者、私以外のお二人はテンカラベテランです。私はまだまだ成長する予定で頑張ります。向かった先は栃木県と福島県の県境近くの流れです。もちろんイワナ狙いでワイワイテンカラ竿を振ってきました。

沢割りして場所を確保、車止めからは1時間ちょっと歩きます

やはり人気の釣り場だけあって朝から結構人が来ました。私は0時まで仕事してまっすぐ車止めへ一番乗り。沢割りをして入渓場所を確保です。初心者の方は沢割りって言葉を始めて聞く方も多いと思います。同じ川を釣る場合は被らないように相談して釣る場所を分けることを言います。やっぱり挨拶をして沢割りができると一日楽しく釣りができます。基本的には早く到着している方が優先的に場所を選ぶことがほとんどです。ぜひ覚えておいてください。その後少し仮眠、明るくなってからみんなと合流し早速林道を歩きはじめます。朝はまだ結構冷え込みますが30分もあるくと汗をかいてきます。1時間少し景色を眺め談笑しながら歩きます。

山の上にはまだ残雪です

残雪が見えているのは標高1400mほどの山、流石にまだ雪がのこっていました。けれど年々積雪量はへっているのをやはり感じます。この山の裏にもう一山ありますが福島県の南会津郡は目と鼻の先です。

まずは孝久さんが様子見!すぐ釣っちゃいます

入渓してイワナの出を様子見します。孝久さんが竿を伸ばして釣りを始めるとすぐにイワナが顔を見せてくれました。やはり上手な人の釣りを見るのは気持ちいものですね。きっちりいい流れに毛鉤が入るのを見ると流石だなぁと心の中で独り言を言ってました。

デレクさんも嬉しい日本の天然イワナです

イワナの反応がぼちぼちあるようなのでデレクさんに釣ってもらいます。まだまだテンカラを始めたばかりのデレクさんです。しかし、とりあえず毛鉤が流れ(喰い波)に入ってさえくれればさほどスレてはいないイワナたち、しっかりと答えてくれました。オレンジ色したこれぞ居着きの天然イワナを手に嬉しそうなデレクさん。孝久さんにもらった毛鉤でイワナを5尾手にできました!

標高が上がるにつれて落差も増す流れ

大串さんの話では豪雨の前はもっと開けた流れだったそうです。しかし、倒木が多い被さる区間もあったりで意外とキャストコントロールの正確さが問われる流れでした。時折こうした開けた落ち込みからの開きが現れイワナの良い付き場になっていました。

カッコイイイワナをサイトで!

私も岩陰に寄り添うようにとどまるイワナを発見!視認性の高い白いハックルの10colors茶羊胴白柴花笠#12でサイトで狙います。喰い方はゆっくりとした感じで、口に入る毛鉤までしっかりと見てアワセました。ちょっと尾びれの掛けたワイルドなイワナです。いい色をしていてこれぞ日光イワナといった感じでうれしい一尾でした。

今回は天平テンカラ33で快釣

今回はシマノ天平テンカラ33を使用しました。ちょっと被り気味な渓相にはピッタリでした。33のメリットはやはり軽さ、軽快に疲れず、そのためコントロールも落ちにくい。こうした場所には向いています。入門向けの天平テンカラですが、普段行かれる釣り場が狭い、灌木が被り気味な方は33がおすすめですよ。

暑くなるシーズンにおすすめ!シマノコンパクトシェードキャップ

今回初めて被ってみました!シマノコンパクトシェードキャップです。ガチな源流ではヘルメットの下に被るのも軽くて良さそうです。一般的には夏場の渓流や本流釣りにおすすめのキャップです。5月からは紫外線も結構強くなるみたいですし、日よけ、暑さ対策におすすめのアイテムです。何が良いかというとその軽さ、コンパクトになる作り、シェードは脱着可能です。ベストのポケットにも折りたたんで入ってしまいます。

源流ランチでデレクさんをおもてなし

今回はデレクさんをおもてなしするためにちょっと現場で簡単料理です。バゲットとクリームチーズやらカットレタス、トマトなどをザックに入れて現場でベーコンをカリっと焼いて挟むだけ!渓流で食べるランチは何でもおいしいのですが、ちょっと現場で作るとなお美味しいですよね!

孝久さんのが入れてくれたコーヒーと一緒に最高のランチとなりました。

やっぱりこれが一番!楽しい仲間との釣り

今回もワイワイと楽しい釣行でした!ほんと同じ趣味を持つ仲間ってありがたいと思います。オーストラリアからのテンカラ師と交流できるなんて楽しいじゃないですか!もちろん大串さんの通訳が無いと大変なのですが、同じ釣り好きと言うだけですぐに打ち解けられます。この後は孝久さんはお仕事で帰宅。残った三人は三依へと向かうのでした!