いよいよ夏合宿最終日、正直腕もかなり疲労がたまります。前夜はうとうとしながら日付が変わるまでまったりしてしまいました。それでも4時半には起きて着替えます。釣り場はキャンプ場からすぐそば、期待を込めて朝マズメで良型ヤマメ狙いです。そして日が昇ってからは朝飯をとって岐阜県へ移動です。ムッシュさんが連絡を取り合ってくれテンカラ師が集合!楽しい時間を最後に過ごしました!今回台風の荒れた予報が迫り4日目の釣りは断念、久々に会うはずの仲間に会えなかったのは残念ですが、楽しい3日間を過ごせました。
朝マズメは最高のロケーションでヤマメ狙い
解放感が違う!富山県の本流テンカラ!
渇水と言えどもそこは本流筋です。渡渉できる場所も限られます。この開けた解放感のなかで頭上を気にせずテンカラ竿を振るのは気分がいいものです。日釣り券を購入するのに少し離れたコンビニへ行ったため少し入渓が遅れましたが、5時過ぎには竿を振りはじめました。するとすぐにヤマメが掛かります!やはり魚影の濃さを感じました。ここぞという筋からはほぼアタリがでます。ただし、小型も多いので掛からないアタリも多くありました。
良い筋からは良いヤマメが反応!
サイズは8寸止まりでしたが、とにかく活発に毛鉤に反応してくれるので夢中になりました。やはり、いい筋からは少し良いサイズのヤマメが反応してくれます。筋でもやはり弱い筋からは小さいヤマメが多くなります。魚影が濃いだけに、なるべく良いサイズと遊ぶためには流す筋も良い筋を選ぶと良いと思います。
誘いにも好反応!
一度流して反応が無かったとしても、いるだろうと確信が持てる筋は上流からもう一度誘ってみます。すると結構高い確率でヤマメが反応しました。どうしても誘っているだけにキャッチできる確率は低いのですが、それでも何匹かは良いヤマメを釣ることができました。
瀬畑毛鉤雉逆さ黒#10で連発も!
朝からあたりを良く出してくれた毛鉤は瀬畑毛鉤「雉逆さ黒#10」です。本流ということもあり、手持ちの中では大き目なこの毛鉤を選択しました。前日の夕マズメ、日没前まで好調だった毛鉤でもあったということも理由の一つです。本流なのでポイントも大きく目立つ毛鉤を使いたい、誘う釣りにも動きの大きい逆さ毛鉤は適しています。色々なメリットがこの毛鉤にはあります。狙い通り、アタリも多く出してくれました。
シマノ渓流テンカラ34-38ZLはオールラウンドな1本
今回の遠征で使用したシマノ渓流テンカラ34₋38ZLはオールマイティな1本です。ズームタイプの渓流テンカラは遠征先で小渓流~大渓流まで幅広くカバーしている竿と言えます。もちろんシマノではパックテンカラや本流テンカラなどその規模や用途に特化した竿もあるのですが、すべてを揃えるにもコストがかかります。34で使用した時の振りの軽さはシマノのテンカラ竿の中では一番のパフォーマンスと言っても良いと思います。また38で使用した時は毛鉤を正確に送り届けるアキュラシ―の高さもおすすめできます。尺上が掛かった時にもパワーがあるため頼もしいやり取りを可能にしてくれますよ。
岐阜県へ移動して夕マズメ&テンカラ師集合!
小ヤマメで終わるも充実した3日間でした
今回の遠征で最後に竿を出したのは岐阜県でした。と言うのもムッシュさんが連絡を取り合い普段あまり会えないテンカラ仲間に会うことができるため移動しました。夕マズメはみんなで川に入り1時間ちょっとだと思いますが同じ川で竿が振れて楽しい時間を過ごしました。釣果はチビヤマメ1尾、ウグイ沢山でした。
テンカラ師集合で最高時間!
夜は仲間が備長炭で飛騨牛を焼いてくれました!普段それぞれ離れた場所でテンカラ竿を振る仲間が集まり、色々な話題が飛び交う!夏合宿を終えるにこの上ない集まりとなりました。
3日間の夏合宿終了!仲間に感謝!
今回はほとんど初めてのフィールドで釣りをしました!これも一緒に3日間遊んでくれたムッシュさんのお陰、そして情報をくれた仲間のお陰です。改めましてありがとうございました。釣具店に勤めていたころは盆暮れ正月は稼ぎ時、連休なんて夢のまた夢でした。こうして3日間渓流で遊べるなんて想像もできなかったです。さあ次の連休はどうしようか?渓流シーズンもラストスパート、怪我無く楽しみましょう!