源流!南アルプス山系で尺ヤマトイワナや良型アマゴと戯れる

今年も始まりましたね!そう、源流釣りです。源流っていうと川の最上流、流れ出しのチョロチョロな流れ見たいな定義が一般的ですが。私やその仲間たち、また瀬畑雄三氏や下田香津矢氏など我々の先輩テンカラ師の中ではもっと太い流れでイワナの釣れる山の中っていう感じです。そんな源流へ重たい荷物を背負って、仲間と焚火を囲んで楽しむテンカラ源流旅!南アルプス山系だけに尺のヤマトイワナや良型アマゴが楽しませてくれました!

GPSアプリを活用し朝早くから夕刻までの歩き

朝早くから夕刻までの歩き、途中までは登山道ですがその先は道なき道を進みます。最近では無料のGPSアプリがありますから、各々自分の位置や方向などを確認しながら進みます。ひと昔前なら地形図片手にあーだこーだ言いながらルートを探したものですが、ほんと便利な時代になりました。ちなみに私はgeographicaというアプリを使用しています。

今回のテンバは瀬畑式

今回のテンバはこじんまりとした良いところでした。もちろんタープ泊です、といってもブルーシート泊です。今回のみんなは手慣れたもので、あっという間にできてしまいます。

源流釣りの醍醐味はこれ!尺ものラッシュ!

まあ、わかってはいるもののやっぱりうれしい尺もの!それもバリバリのヤマトイワナたちです。この魚を釣るために苦労してここまでやってくるんですから、釣れてくれるとホットしますね!ちなみに初日、私は尺アマゴを狙って流れを中心に釣っていました。なので良型のアマゴはたくさん釣ったのですがヤマトイワナは数匹釣ったくらいでした。

源流部まで良型のアマゴ

こんなきれいなアマゴはたくさん泳いでます。もちろんそれなりにアプローチしないと警戒されますが、ちゃんと流せばバンバン掛かります!写真では一見ヤマメって見えますが小さい、控えめな朱点が入ってます。それがまた天然ぽくてかっこいいんです。

こんなアマゴの数釣りができるのも魅力!

8寸から9寸のアマゴがたくさん掛かります。里の数釣りでは7寸前後なんて感じです。しかし、源流部で人が少ない釣り場では8寸9寸のアマゴが普通に掛かります。

源流にきて、私が釣った最初の1尾目がこのアマゴ!体高があってきれいな魚体です。サイズは9寸くらいですが、今回はこんなアマゴをいくつ釣ったかわからないくらい楽しめました!ちなみに毛ばりは10colorsの甲斐胴黒虎花笠#12です。この毛ばり昨年もばんびろの尺アマゴを釣ってますがやっぱりいい感じに釣れてくれました!

二日目待望の尺ヤマト!

二日目の釣り、ザックを背負って疲労を全身に感じながら竿を振ります!そして今回釣りたかった尺ヤマトイワナが毛ばりを咥えてくれました!32㎝とちょい小ぶり、いや流石にそれは贅沢ですね。源流にくるとサイズ感覚がおかしくなりますからお許しください。普段ニッコウイワナ圏で釣りをしていますからやはりヤマトイワナの尺はうれしいですね!

そしてうれしいサイズアップのヤマトイワナ!

小滝のわきにできたくぼみ、そこにいる魚を上から仲間が見つけて場所を教えてくれました!そこへ毛ばりが入ると食ったー!って上から大きな声が!あわせるとずっしりとした手ごたえ、そして力強い引き、やり取りの末に手にした35㎝のヤマトイワナでした!うれしー!!!このイワナも10colorsの甲斐胴黒虎花笠#12で釣っています!

仲間とワイワイ楽しい時間はあっという間!

ワイワイと楽しみながら二日目の釣りもあっという間に過ぎてしまいます。楽しい時間ってホント一瞬ですね!仲間の釣りを見るのも勉強になりますし、毛ばりの話、道具の話、山の話、とにかく全ての時間が楽しい!

今回の源流飯を少し紹介!

白頭巾会長が作ってくれた富士宮焼きそば!飯にもつまみにも最高の一品でした!

イワナのお造り、普段の釣りではほとんど食べることがなくなったイワナですが、源流ではいただきます。荷が重たいだけにイワナや山菜などは現地調達できる貴重なおかずです。私は甘さがあって上品な白身の刺身は大好物です!

イワナの握り。やっぱり上品な白身は握りにしても最高です!

夜の宴会も源流の楽しみですね!持ち込んだ酒は最後の晩でほとんど飲み切りました!一番重い荷物が減って帰りのザックがずいぶん軽くなります!

今回の源流釣り仲間、お疲れさまでした!

今回もいろいろとお世話になった仲間たちです。仲間がいないと成り立たない私の源流釣り。今回も仲間に感謝、ありがとうございました。皆さんもぜひ源流釣り安全に楽しんでください!