今シーズン秩父最終テンカラ!癒しの美ヤマメ!

8月27日、秩父での2023年シーズンラスト釣行となりました。あっという間に過ぎてしまいますね。お盆明け以降秩父3連荘での釣行です。やっぱり慣れ親しんだフィールドでの釣りは気楽に楽しめます。川は前回、前々回と同じです。前回上がった場所から入渓しました。これで数キロ分の様子がわかるため来年の釣行時に役に立ちます。同じ川でも魚影の濃い区間、ポイントの様子、魚種別の多い少ないがあるための確認作業でもあります。

渓流は涼の極!

水に浸かっていてちょうどよい気温!

温暖化が進み異常気象といわれることが当たり前の昨今。私の住む埼玉県では気温36度や37度は当たり前になっています。そんな暑さですから車で1時間半で癒しの渓流へ行くと、そこには涼がまっています。流れに足を浸けているだけで気持ちよく、暑がりな私にとって渓流での釣りは最高の時間です。今シーズンはもう少し水が冷たくてもよいと思うほどの水温でした。

見た目にも涼しい渓流釣り

渓流では見た目にも涼を感じることができます。やはり流れる水の景色は街中の景色とは違い、見ているだけで癒されるものです。釣りだけでなく、時折周りの景色に目を向けてみるのもよいと思います。この日は途中の淵で大学生っぽい男子5人が水遊びをしていました。ジロジロと興味深々に私を見ています。こちらもかっこよく1尾出してやろうと真剣に釣りました。そして釣れたのが10㎝程のヤマメ、そううまくはいかないものです。ですがテンカラという釣りに少しでも興味を持ってくれたならと淡い期待を込めた1尾でした。

ヤマメの魚影が薄い?なんとか釣れて良かった!

10colorsの甲斐胴赤柴逆さでヤマメ!

なんとかと見出しで書きましたが、ほんとヤマメの顔を見るまで時間が掛かりました。この日は出だしからニジマスが続き、ヤマメに会いたい!と思って釣ってましたがようやく出てくれました。なにせいいポイントからニジマスが続けて出てきたので余計にそう思ってしまいました。ヤマメがくわえた毛鉤は10colors甲斐胴赤柴逆さ#12です!

渓流でも魚影の濃い区間、薄い区間があります

良いポイントが多くある区間でしたが、この日はヤマメがなかなか釣れませんでした。ここは!と期待を持てるポイントからもあたりが出ず、なかなか苦労しました。前回、前々回と条件的にはあまり変わらないと思いますので、魚影の薄い区間だと自分の中では判断しました。またニジマスの魚影が下流部に比べて多く、前回1尾しか釣っていないニジマスが3尾続いた時点でそう判断しました。同じ河川でも釣る区間によって様子は違います。やはり実際に釣ってみないとわからないことが多くあります。

2023年シーズン秩父で最終のヤマメ

今シーズンはシマノフィールドテスターとなり、釣りをする地域もかなり広くなりましたし、またそうするようにしてきました。しかし、自分の家から一番近いフィールドである秩父の魚は禁漁になる前に釣っておきたいと思いました。結局お盆明けから3回続けて秩父のヤマメとなってしまったのは、やはり秩父のヤマメ釣りが面白いからに他ならないからです。ぜひ皆さんも一度秩父のヤマメを狙いに行ってみてください。テンカラ以外にエサ釣りでもルアーでもフライでも楽しめると思います。成魚放流ではなく稚魚放流や自然産卵の魚がメインの秩父ではきれいなイワナやヤマメが待っていますよ!