2022年9月30日、シーズンラストはテンカラで秩父のヤマメ

早いものであっという間にシーズンラスト釣行です!最後はやはり慣れ親しんだ秩父のヤマメで締めました。今回もテンカラでの釣行です。当初は違う川へ入ろうと思っていましたが、まさかの通行止めに会い、急遽他の川へ入りました。こちらも人気の釣り場で、帰りには私の他に3人ほどが入渓していました。スレスレなヤマメはやはり好敵手、サイズは大きくないですが楽しい釣りができました。

入渓後しばらくはアタリ無し

3年前の台風でかなりの被害があった渓だけに、そう簡単には釣れてくれませんでした。以前は入渓してすぐにヤマメの顔が見られるような魚影の濃さでしたが、今では丁寧にじっくりと小さなポイントも見逃さずに釣り上がらないとヤマメには会えません。さすがに入渓点付近ではアタリが出せませんでした。

最初のヤマメは枝の被るポイントから黒花笠で!

毛鉤はビーズヘッドの黒花笠

ようやくヒットしてくれたのは小ぶりだけど色の濃い秩父のヤマメ。毛鉤はビーズヘッドの黒花笠です。今年はこの毛鉤をだいぶ試したきましたが、少々流れのあるところでは適度な重さが効いて良く釣れてくれました。ビーズヘッドはタングステンの直径2.5mmです。普段使いでは使いやすい重さかと思いますが、解禁時や増水時にはまだまだ重さが欲しいと思います。

枝が被る区間でサイドキャスト

木の枝が流れの上にまで伸びた区間でアタリが出ました。釣りにくく、竿抜けになりやすいポイントです。サイドキャストで毛鉤を白泡の切れ目に入れラインが一瞬止まるようなアタリを取りました。この日は浅く開けた場所にヤマメは出ていないようで、ある程度流れがあって水深が50㎝くらいあるようなポイントが良かったです。

秩父の渓流、透明度が高く澄んだ流れ

透明度が高い分プレッシャーも高い流れ

魚影が濃い時は、写真のような浅いポイントにも魚影が良く確認できました。透明度が高いだけに気づかれなければ泳いでいるヤマメが視認できます。また気づかれても走るヤマメが確認できたものです。写真のポイントも良くヤマメが確認できたものですが、今回は確認できませんでした。開けているうえに透明度が高いこうしたポイントはプレッシャーも高くなるべく低い姿勢で下流側から攻めることをおすすめします。

秩父のスレヤマメに手こずるも何とかヒット

掛けられなかった淵

今回唯一複数のヤマメが確認できたポイントです。毛鉤に反応させるまではできましたがヒットまでは至りませんでした。来シーズンまでに大きく成長してもらい楽しませてくれるとを願います。やはりこうしたポイントはかなりプレッシャーが高く、ヤマメもスレスレです。もし釣ろうとしたならば細ハリス、かなり小さ目な毛鉤の組み合わせが必要かと思います。

流れから出したスレヤマメ

澄んだ淵のスレヤマメはあきらめて上流へと向かいます。すると流れの中からヤマメが飛び出します。やはり数多くのポイントを打って口を使うヤマメを釣った方が効率が良いと思います。このあといくつか小さいヤマメを釣って昼前に竿を仕舞いました。

秩父のヤマメたち来シーズンも楽しみ

秩父でテンカラ、シーズンラスト釣行は午前中の数時間でした。秩父のきれいなヤマメが数匹遊んでくれました。やっぱりスレているヤマメを釣るには神経を使いますがその分面白いですね。今回釣った感触なら来年もきっと楽しませてくれるでしょう。