4月17日、20数年振りの山梨県の里川でテンカラ釣り!ここは透明度が高くて人も多くて、だからプレッシャーもかなり高い。それでも適度に釣れるし、やっぱり水がきれいな川って気持ちがいいですよね。今回は今まで釣っていない区間をやろうと思ったのですが先行者が居て断念。結局昔良く入った区間を釣ることになりました。平日でも人が多い人気の渓流釣り場ですがキレイなヤマメが出てくれました!
入った瀬でいきなりヤマメがヒット!
日が少し高くなった8時過ぎに入渓です。入ってすぐの瀬もとても良い感じでしたので丁寧に流すとすぐにヒット!タングステンのビーズヘッドが付いたタイプで少し沈めた毛鉤です。下流側からのアプローチでラインが止められるアタリでした。成魚放流のヤマメですが、少し早めの流れに着いていたのでコンディションは良いのでしょう。
ちょっと深い淵できれいなヤマメがでました!
流れ込みから送りこんでヤマメがヒット!
写真では浅く見えますが1m半くらいありそうな淵、透明度が高いので浅く見えます。下流側からそっと左岸側に移動してキャスト、流れ込みに乗せて毛鉤を沈めていくとスッとラインが引き込まれるアタリでした。
クリアだけに慎重にアプローチして!
やはり透明度が高い場所は警戒心が強くてアプローチに気を使います。ちょっと油断するとスーと隠れてしまいます。昼近くになってライズしているような魚でもアプローチが悪いと沈んでしまいます。やはりできるだけ距離をとってキャストした方が釣れる確率は上がりますね。またラインがヤマメの位置より前に出たり、ピックアップをそっとしないと気づかれてしまいます。ヤマメより前に毛鉤を落としたいのですがハリス分だけにして、レベルラインの部分はヤマメより後ろにした方がベストだと思います。
ダウンクロスの流しでヒット
ダウンクロスで攻めた方がプレッシャーが掛からない?
水はクリアなので魚が浮いていれば見えるので一度はスルーしたポイントでした。しかし単発のライズがありダウンクロスで毛鉤を前からヤマメに見せるように流します。レベルラインとハリスは上流側で、毛鉤先行で流れますのでヤマメにはラインのプレッシャーが掛からない状態です。これが良かったのかどうかハッキリとは言えませんが釣れてくれたので間違いではないと思います。前回の東京都のヤマメも同じような流し方で釣りましたが私ももう少し練習したい流しです。
成魚放流のヤマメだけどコンディションはgood!
釣れたヤマメは成魚放流でした。色は銀毛っぽい感じでヒレはきれいなヤマメでした。単発でしたがライズしているので離されてから少し時間が経っているのでしょう。クリアで浅く、緩い流れ、いかにも釣られにくいポイントでした。
竿抜けはコンクリート脇の小さなポイント
竿抜け、よく見ればいいポイント!
ヤマメが見える淵などもありましたが毛鉤には少し反応するものの、なかなか口を使いませんでした。諦めてまた遡行しながら竿を振ります。すると良さそうな流れだと思い毛鉤を入れるとすんなりヤマメが飛びついてきました。護岸沿いのいかにもヤマメが好きそうな流速と水深、そしてコンクリートブロックにぶつかる流れの底には大きな石が沈んでいます。この石の前がウケになり最高のポイントでした。手前にも沢山ヤマメが着きそうな筋があるので一番奥のこのスポット的なポイントは竿抜けになっていたようです。
竿抜けから逆さ毛鉤で釣れたヤマメ
この時竿抜けに入れた毛鉤は10colorsのゼンマイ胴赤柴逆さです。逆さ毛鉤は誘いにも向いていますがもちろんナチュラルに流しても釣れます。ヒレの赤いきれいな居着きのヤマメでした。着水してすぐのアタリ、やる気満々のヤマメでした。
埼玉県や東京都からもアクセスし易い山梨県の渓流
今回も山梨県の渓流でしたが、埼玉県や東京都からもアクセスし易い場所です。その分人も多いのですがポイントも豊富、つまり、ヤマメが隠れる場所も豊富ということで魚影が確保されているのではないでしょうか。とにかく水もキレイでのんびり竿を出しているだけで癒されるような渓流です。まだ桜が咲いているほどでGW過ぎにテンカラの盛期を迎えるようなところです。