テンカラ釣行!早川冬季C&Rへ

約一月半振りの早川冬季C&Rです。1月いっぱいで終了となる冬季C&Rです。まだまだニジマスは沢山いますので楽しめる釣り場となっています。当日は開始の気温は0℃、岸際の浅瀬に氷が張る冷え込みでした。そのため攻め方によっては厳しい釣りになる状況のようでした。魚はいるのでスレた魚との真剣勝負、テンカラでどう攻めるか?おまけに午後は強風で仕掛けは宙を舞う状況、強風対策は?ぜひ参考にしてください。

朝は浅瀬の素直な魚を拾い釣り

朝一はよーく目を凝らして流れの中に魚を探しました。すると浅めな瀬の流れに数尾のニジマスを発見。おかげでいいスタートを切ることができました。

きれいでパワフルな魚が多く釣れました

今回は少し前に放流されたニジマスが多く掛かりました。ひれピンでしっかりした魚体の魚が多く、引きも楽しめました。40㎝~50㎝くらいのひれピンは釣っていて一番楽しいサイズかもしれません。パワフルでなにより走るスピードが違います。

早川冬季C&Rテンカラ毛鉤のサイズはシビア

この日は小さい毛鉤への反応が良かったです。10colorsの甲斐胴黒虎花笠#14、そしてゼンマイ胴赤柴花笠#14、この色違いの花笠2種類で10ヒット以上でした。同じパターンで#12も試してますが、やはり#14の方が明らかに口を使います。サイズ選びだけでヒット率が断然上がります、小さい毛鉤の用意も大切です。

ハリスは細めが有利

この日私は落として0.8号までしか使っていませんでしたが、渡辺さんは0.6号や0.5号といった細ハリスも使用してスレたニジマスを掛けていました。その分切られるリスクももちろんあるのですが、水量が少ない時はニジマスの動きについて行けるとのことでした。さすが早川の大物ハンターは違います。

強風時のテンカラキャスト

この日の午後はかなりの強風となりました。仕掛けはこいのぼり状態でなびくほどです。少しのソフトウェイトはありますがニジマスのいる水深まで毛鉤を馴染ませる時間が欲しい。いつも通りだとラインが風で持ち上がり仕掛けが浮いてしまい、馴染みません。ではどう対処したかたいうと、なるべく風が収まった瞬間にキャスト、そしてキャストしたハリスとライン先端寄りの部分をまとめて一か所に落とすように着水させます。いきなりと言うのも難しいと思うので暇なときに練習してみてください。そしてキャスト後は水面近くに竿先をもっていきなるべくラインを水面に着けてしまいます。毛鉤が流れに馴染んだら風に影響を受けない程度に少しだけ竿先を持ち上げて合わせる準備をします。狙ったところになかなか毛鉤が入らないのですがそのへんは馴れてもらうしかありません。

最後は誘いで上がりの一本

この日最後の一尾、このこはトラウトガムのパターンで誘って出しました。なんでトラウトガムかっていうと単純に見えるからです。薄暗くなってきたときに自分の毛鉤が見えるとピンポイントで誘う場所を外しません。そこでこの日一番見える毛鉤だったというだけなのですが。今回は前回のフライデーズに参加した時に分けて頂いたものを使用しました。すっごくいい動きをする素材なので、また日を改めて紹介したいと思います。

BGテンカラ三銃士でたのしい釣りでした

今回は急遽出向いた早川冬季C&R区間でしたが、大木さもきてくれ、また現場で渡辺さんにも会えました。BGテンカラ三銃士といったところでしょうか!テンカラ仲間が集う早川はとっても素晴らしいコミュニケーションの場となっています。1月いっぱいで終わってしまいますが、また来シーズンの冬季も楽しませてくれると思います。