春の芝川テンカラ交流会へ

毎年春と秋に静岡県の芝川C&R区間で行われるシマノテンカラインストラクター、テンカラ大王こと石垣尚男氏が主催する交流会です。私も何年か前からお邪魔させて頂いてます。昨年秋は7月に骨折したため不参加でしたが、今回は無事参加できました。大型のニジマスやアマゴが遊んでくれる楽しいイベントです。

参加は無料、初心者の方は無料で講習も!

初心者は無料でテンカラ大王の講習が受けられます

テンカラ入門者の方は午前中しっかりと無料で講習が受けられます。道具の説明、ラインの取り付け方、キャストの練習を行います。テンカラ大王が丁寧に、もれなくダジャレも含め、楽しみながら受けられます。その後芝川へ入渓して流し方などを説明、そして実釣してもらいます。キャストの練習ではベテランのテンカラ師がサポートしてくれます。今回は5名の方が講習に参加されました。ちなみにこうした交流会の案内などはテンカラ大王のHPで案内されます。

実釣ではベテランのテンカラ師がサポートしてくれます

ベテランテンカラ師のサポート付きで実釣タイムです。実際の川で魚がどんな場所にいるのか、どのように釣りを組み立てる、攻めていくのかを説明してもらえます。何とか一尾を掛けてもらえるようにサポートしています。また、かけた後のやり取りもアドバイスをもらいながらできますから安心です。今回は花冷えで気温も低い状況でした、それでも講習で大物ニジマスを釣られる方がいて盛り上がりました。

漁協の放流をお手伝い

今回はアマゴの成魚が放流されました。川へ魚を放流するのは重労働です。特に川へトラックを横付けできない場所などでは手持ちで運ばなければなりません。イベントをさせていただくタイミングで参加者が放流をお手伝いする。漁協と良い関係が築ける活動です。

表彰式&閉会式

講習に参加されてない方々は好きなポイントで大物狙いです。昼には自己申告で自分の釣った魚の大きさを発表!一位の方から順番に景品が頂けます!もちろん釣れなくても参加賞として何かしらが頂けます。ちなみに自分にとって必要ないものや使わないものを参加者が持ち寄り、景品としているのも素晴らしい仕組みです。ですから景品は釣具だけとは限りませんよ。またテンカラ大王がプロデュースしたストレートラインを作るフジノラインさんからの協賛品もたくさんあります。

午後は大型レインボーと戯れました

大型魚にはご注意を!!

この芝川の交流会では毎回誰かしらの竿が大型レインボーに折られています。その折れ方の多くは分解系の折れ方です。つまり強度の限界に達して折れています。カーボンロッドの場合強度の限界を超えると空中分解するように数か所がいっぺんに折れたりします。逆に一か所で折れる時などは傷が原因だったりします。ハリスを太くされる方は特に注意が必要です。急激な走りでついていけない時は無理にためずハリスが切れるようにした方が良いですよ。

私のタックル

今回も天龍テンカラ風来坊39TAを使用しました。この竿は曲がりもキレイで非常にしなやかな印象の竿です。仕舞も短く、大源流から小沢まで攻める私には重宝しています。そして、大型レインボーと対峙できるパワーを秘めます!とは言っても無理はできませんよ。レベルライン3号5m、ハリスはフロロカーボン1.2号1mです。ハリスは1号でもよいのですがラインをつかんでからの取り込みを早くできます。

BHオーストリッチ逆さでキャッチ

新製品BHオーストリッチ逆さで誘い釣り

昼食後はフリーです。私も仲間との談笑後に川へ入りました。そこで見えている60㎝サイズを何とか釣ろうと頑張りましたが反応はするものの口を使わせるまでには至らず断念。次に狙った魚もフックアウト・・・。そこで今年10colors新製品のBHオーストリッチ逆さのブラックで誘い釣り。するとすぐにヒット!今度はがっつりとフッキングしてキャッチ!楽しませてもらいました。

雉剣羽根を浮かせてキャッチ

剣羽根はやっぱり強い

16時過ぎになるとポツポツとライズも見られるようになりました。ハリスをナイロンに交換し小さなライズが散発しているエリアを攻めていましたがなかなか難しい。そこで、それまで数人が釣ろうと攻めていたレインボーに喰うかな?と狙って流すと一発で出ました。フロータントで浮かせた雉剣羽根をパクリ!ヒレも回復した引きの強いレインボーでした。水面を流れてくるものに対しての警戒心があまり無かったのかな?とにかくうれしい1尾となり竿を納めました。