徐々に活性が上がりつつある山梨県の渓流

3月半ば過ぎ、徐々に気温の高い日が出てきました。この日も良く晴れていて朝方だけは冷え込んでますが昼に向けて急激に気温は上昇していきます。ヤマメも朝から活性が高いのですが、昼近くになると開けた緩い流れではライズがみられます。自然とこちらの活性も上がりますね。
まだうっすらとサビの残っているヤマメ

釣りを開始して30分ほどは反応なしです。さすがに入渓点の近くは反応が悪いのですが、徐々にアタリが出始めます。釣れてくるのは17㎝から21㎝ほどのヤマメ、年を越したヤマメらしいうっすらとサビの残るきれいなヤマメです。毛ばりを打って何度か流してアタリが出るのはまだ動き的には鈍いのでしょう。これからもっと水温が上がってくれば毛ばりを打って着水と同時にアタックしてくる魚が増えるでしょう。この時期はポイントを流す回数がちょっと多くてもいいかもしれませんね。私の場合はこの筋にはいるだろうと予想して流しています。3回流すところを5回にしてみたり、またそのいそうな筋が50㎝幅だとしたら10㎝ずつずらして5回流すなど、ちょっと工夫をしています。
きれいなヤマメばっかりでうれしい!

それにしてもきれいなヤマメが多くうれしくなります。この渓は7年ぶりくらいに入渓したのですが、以前と変わらずきれいな魚でホットしました。また思ったより荒れていないのでポイントもしっかりしていました。
天平テンカラで調子よく釣り上がり!

今回は天平テンカラで釣りました。ちょっとザックを背負っての釣りでは仕舞いも短めなシマノ天平テンカラが持ち運びしやすくお勧めです。魚を掛けた時の曲がりも好きですし、振っている時の感覚、調子も好きな竿です。
ライズしていたヤマメはケンバネでヒット!

この日は次女の誕生日前日で早めに帰宅しなくてはいけなかったため開けた淵でライズしていたヤマメを釣って納竿しました。ヤマメを仕留めてくれたのはキジケンバネ、この毛ばりはやっぱり良く釣れますね。
これから本格シーズンですね!

昼飯はおにぎりとフライドチキン、ヤマメの泳いでいる淵を眺めながらいただきました。個人的にはとっても贅沢なランチです。日差しが温かく春本番を感じます。ただ4月上旬までは三寒四温が続きます。魚にとっても人間にとっても寒暖差が激しいとよくありません。体調には気を付けて釣りに行きましょう!