4月19日、大串さんからお誘いをいただき栃木県の源流へ行ってきました。この渓は昨年もほぼ同じ時期に入渓しているので昨年の様子はこちら。見ていただけるとわかりますが今年はとにかく雪が多かったことが一目瞭然でした。まだまだ流れが完全に雪の下(雪渓)という区間もありましたから。釣りも午前中はよかったのですが昼から水温が低下、そして午後には雪代で大増水となりました。みなさんも雪代には気を付けてくださいね!
気温は高く歩きは汗だくでした

歩きだしから気温は高く私は長袖のアンダーシャツにTシャツ、そしてウェーダーで釣りました。昨年はウェットスタイルで釣ったのですが、ちょっと水が冷たいので今回はソックスウェーダーにウェーディングシューズで臨みました。ブーツフットではさすがに歩きが長いですから。ごらんのとおり雪が多く、まだ水温的にも体が冷えてしまうので。人によって寒さに対して強さは違うのでウェットスタイルかウェーダーかはお任せな部分もあります。しかし、今回のような歩きが1時間以上の場合はウェーダーでもソックスタイプにウェーディングシューズの組み合わせがおすすめです。
枝がうるさく仕掛けは短くして!

今回は天平テンカラ33に仕掛けも短め、レベルラインの長さは竿と同じで釣りました。この沢は昨年釣ってわかっていたので最初から短めの設定です。写真のように頭上が開けているのはわずかな渓相です。そのためサイドキャストを多用する感じです。
ことし初のエルクヘアカディスの釣り

さすがにちょっと歩いて入渓しているだけにうぶなイワナが多い沢です。シーズン初期ということももちろんあります。#10のエルクヘアカディスにガッツリと出てくれます。ただ開けた落ち込みで#10を突っついて食いきれなかったイワナがいたので#12にサイズダウンしました。
色味そして逞しい感じが最高のイワナ

今年も釣れてくれてありがとう!いいイワナたちが遊んでくれました。サイズこそ26㎝どまりでしたがそこそこの数が出てくれました。この沢は枝が多くて守られている感じがしますから、ずっとこのままいい環境であってほしいですね。
雪景色でも活発に毛鉤を追うイワナ!

まわりは雪景色、しかしこの日は天候も良かったので日が差していました。イワナの活性もよく、毛ばりへの反応も良かったと思います。沈めても釣ったのですが打ち込んだ毛ばりに勢いよくでるイワナも多くいました。ただポイントは結構シビアで、ピンスポット的な場所でないと出てくれないイワナもいました。まだかなり緩い場所から離れていないイワナも多くいました。そんな中でも、食い気があるやつは大体ゆるくてもしっかりと流れがある場所でした。
ザックのわきにバゲット1本!

バゲット1本はザックの脇に、トマトやカットレタス、ハム、クリームチーズはコッヘルの中へ、トマトはつぶれないようにコッヘルにはキッチンペーパーをクッション代わりに詰めます。キッチンペーパーは切ったあとにまな板やナイフを拭くのに使用します。ワックスペーパーがあると食べやすくておすすめですよ!

今回は3人で釣行でしたので、バゲットは1本丸々持ち込みました!切って挟むだけの源流サンドはお手軽でおいしですよ!
午後の雪代には気をつけて!

昼過ぎ、一気に雪代で増水しました。濁りも強く入りかなり渡渉なども危険な状態です。午前中は良いのですが雪の残り方、特に上流部の様子がわからないような流程が長い渓流は注意が必要です。みなさんも気を付けてテンカラを楽しんでください!一緒に遊んでくれたお二人に感謝、ありがとうございました。