4月9日、また山梨県の渓流でテンカラです。前回の山梨県の記事と同じ川ですが、入った区間は違います。気になっていた区間ですが、ヤマメやアマゴのアタリが思ったより少なくて残念でした。しかし、天平テンカラ36をがっつり曲げてくれた尺イワナが釣れてくれたので良かったです。人も多く入っている川なので数が少ない事は予想できますが、もう少し魚影が濃いと楽しめるのですが、最盛期に入って良くなることを期待しましょう。
前日の冷たい雨で増水中、アタリは遠いがウグイは元気
ウグイの遡上季節です
遡行途中ウグイの群れと2回ほど遭遇しました!群れの中には盛んにライズを繰り返す魚もいてしばらく見てしまいました。ちょっと毛鉤を沈めるとすんなりと釣れてしまいます。産卵のために頑張っているので早々に群れに帰ってもらいました。
小さなアマゴがファーストヒット
ビーズヘッド黒胴クリスタルバック
結構頑張ってキャストを繰り返しましたが、なかなかヒットせず。ようやく出たのは小さなアマゴでした。前日から寒の戻りで冷え込み、おまけに冷たい雨で増水でしたから仕方ないかもしれません。それでも釣れてくれたので感謝です!今回も押しの強い流れが多かったので10colorsの新製品タングステンビーズヘッド黒胴クリスタルバックですよ!来週あたりから少量づつですが出荷予定ですのでよろしくお願い致します。
続いてハイブリッドがヒット
久々に釣りました、ハイブリッドです。ヤマメとイワナの交雑種、まれに釣れます。カワサバとも呼ぶみたいですね。背中の模様が流紋のような感じで体側にはパーマークです。
〆のヤマメは今期初登板のフォームビートルで!
お昼過ぎ、気温も上がってきたことだし、遡行ペースを上げたい理由でフォームビートルを結びました。良さそうな筋をサクッと流して出なければ次へとテンポ良く釣り上がります。沈めて馴染ませての釣りよりはぐっとペースが上がります。水面まで出てくる魚しか相手にしないということなので釣果が下がるかもです。しかし、はじめての場所なのでなるべく長い区間を知る方を優先です。水深は1m無いくらい、落ち込みの開きで広い複雑な流れ、水面を揉まれるフォームビートルを咥えました。
ゴルジュの中で尺イワナ!
尺イワナ、流心を浮かせて横切らせて無事キャッチ!
上の写真、左側の壁から30㎝くらいの場所を流してハリスが止められるアタリ!私の立ち位置は写真右の岩の上、ちなみに下ることは不可能なのでなるべく竿で溜め、下られないように耐えます。ちょっと落ち着いたところで写真右の岸際へ降り、イワナを浮かせます。浮かせたイワナを上流へと引き上げます。写真の中央の白泡の上まで引き上げてから自分の方へ寄せます。この時潜らせると流れに乗って、また下ってしまうので、水面を滑らすように寄せます。
シマノ天平テンカラの底力を確認!
丸々とした尺イワナ、ガンガンの流れに乗ろうとする尺イワナを止めて、浮かせて上流へ持ち上げるパワーがありました!けっこう頼れる一本ということを確認できたやりとりでした!6:4調子の天平テンカラは粘りとパワーも兼ね備えていました!キャストし易いだけでなく、色々な面でおすすめの1本です。これからテンカラを始めようと言う方には自信をもっておすすめできるテンカラ竿です!
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シマノ(SHIMANO) 23 天平テンカラ 36(9ピース) 340184 価格:17,117円 |
尺イワナを出したのはビーズヘッド黒逆さ!
タングステンビーズヘッドを付けた黒逆さ、がっつり食ってきました。小さいシルエットの毛鉤でも喰っていたかもしれません。しかし、けっこう目立つ黒逆さは良型のイワナがいる時に効果があるような気がします。源流でも黒逆さで何度か尺イワナ釣っていることを思い出しました。