只見の渓で遊ぶ!夜はホタル観賞、テンカラは激渋

6月29日の夜に只見に入り、ホタル観賞!そして翌日は朝からテンカラを振りました。叶津の番所を管理している三瓶こずえさんに案内して頂き、只見の自然を満喫できる釣行となりました。ホタルは予想をはるかに超える数と範囲で初めての体験となりました。釣りの方はというとかなりの渇水、魚影も薄く、さらに出も悪い状況にあたってしまいました。それでもオデコでは帰れないのでイワナの顔だけは見てきましたよ。

叶津番所で待ち合わせ

叶津の番所で待ち合わせ。もう20年以上前、どんぐり山の会で宿泊したことがあるのですが、今は宿泊はできないそうです。ここに山菜やキノコ、釣り好きの面々が集まり、酒を酌み交わし過ごした時間が懐かしい。根掛りクラブの川上さんや我が全日本暇人協会の下田さん、渓の翁瀬畑さんなどの大御所たちがギラギラしていました。

ホタル観賞は予想以上の美しさ

こずえさんに案内して頂き、ホタル観賞スポットへ行きました。特別な場所という感じではなく、ただ近くの山と田んぼに挟まれた水路です。アタリが薄暗くなると少しずつホタルの光がはっきりと輝きだします。徐々に光が増えて予想を超える範囲で光が点滅していきました。コンデジでは撮りきれないので次回は一眼と三脚をしっかり用意していきたいと思います。

翌朝は只見の渓で遊びますが…

翌日は朝から只見の渓に入りました。まず驚いたのは大渇水の状況です。こずえさんに聞いたところ、今年の冬は毎年おこなう雪下ろしが一度も無かったそうです。さらに3月には雨が降る日もあったそうです。そのため山に雪が残らず渇水になったと考えられます。当然ポイントは少なく釣りには厳しい状況です。

厳しいながらもイワナを手に!

様子を見るためにも地元のこずえさんに毛鉤を振ってもらいます。すると緩く浅いポイントからイワナを掛けました。この日、少ないながらもイワナが着いていたポイントの多くが浅く緩い開きでした。ほとんど流れが無いようなポイントです。当然水面は鏡でアプローチも難しい場所。そんなポイントにふんわりと毛鉤を落としていきます。しっかりと距離をとってふんわりと毛鉤を落とす、丁寧な釣りがイワナに口を使わせました。改めて自分も丁寧な釣りを心がけないといけないと思いました。

あまりにも出が悪いので渓を変えました

午前9時過ぎまで探りましたが、あまりにも魚の出が悪いので渓を変えることにしました。一度車まで戻り再度ほかの渓に入り直します。その渓の方が少し水量も多く、こずえさんの話では少し前に入渓した際は釣れたそうです。そして、ようやく魚からの反応が見られるようになりました。

何とかイワナの顔を見ることができました

朝入った渓ではまだ竿を出していなかったので、この日初めて竿を振ります。最初はドライで流し始めたのですがいまいち反応が悪い状況です。出そうな所で出ない、出ても食いが浅いような感じです。そこで沈めて攻めることに変更。岩陰の横を流す毛鉤に素直なアタリがでます。ようやく只見のイワナの顔を拝むことができました。

只見で遊ぶ!厳しいながらも楽しい釣行でした

今回は大串さんと一緒に只見を訪れました。一緒に遊んでいただいた大串さん、こずえさんに感謝です。ホタル観賞を始め釣りができる渓が沢山ある只見は年に一度は行きたくなる場所です。帰りにはいつものお土産「只見ラーメン」を購入して帰りました。それにしても渇水が心配です。