12月18日、小次郎さんが燻製用のニジマスを仕入れ(釣り)に行くと言うので私もお邪魔しました!小次郎さんの若い仲間たちはルアーで楽しみ、私と小次郎さんはもちろんテンカラです。向かった先は神奈川県の人気管理釣り場リヴァスポット早戸です。最近ではルアーフライの後にちゃんとテンカラと表示されるようになりテンカラ人口が少しづつ増えている事を実感できます。この日、私たちの他にもテンカラ竿を振る方がいました。釣果はもちろん十分に楽しめるほど釣れ、久しぶりに持ち帰った魚は美味しく頂きました!
リヴァスポット早戸きれいな管理棟です!
足場も良くファミリーや入門者にもおすすめ
リヴァスポット早戸は魚も多く、また持ち帰り制限が無い事からすごく人気の釣場です。平日でもたくさんの人が訪れています。ここは足場もよく、川幅もあり釣場も広いですから、河川利用の管理釣り場としては規模の大きい釣場です。釣場まで車で移動できますから便利です。
水は少な目ですが魚は沢山います
すみません、写真を撮った場所が悪かったですが、魚は沢山います。ちなみに写真の中央の下部、底がきれいになっているのがわかりますか?これ産卵床です。管理釣り場の中でも産卵行動をとっている魚がいます。そういう魚は狙ってもなかなか口を使いませんから見て楽しみましょう。
シマノ渓流テンカラ34ー38ZLを使用
60以上の魚も入ってはいるのですが、そこまでは多くないのですし、今回は数が適当に釣れてくれればよかったのでシマノ渓流テンカラZLを選択です。コントロール性が良く、それなりにパワーがありますから、管理釣り場の数釣りにも向いています。また誘いを掛けたりする時も操作性の良い竿なのでおすすめです。今回は大きくて40㎝くらいまでの魚でアベレージは30㎝前後と言った感じでした。仕掛けはレベルライン3号4.5m、ハリスはフロロカーボン0.8号1mです。
毛鉤は10colorsBHオーストリッチ逆さメインで!
メインで使用した毛鉤は10colorsのBHオーストリッチ逆さです。適度な重さがあるのでこうした管理釣り場では使いやすくもちろんよく釣れます。自然に流してよし、誘いをかけても良しです。この日のヒットパターンは魚が並んでいるポイントを横切らせるように流すと反応した魚が毛鉤を追いかけて咥えました。魚が泳ぐ向こう側へ毛鉤を落とし、魚の前を通過しながら手前側にもってくる感じです。ただ流すだけよりは反応する魚の数が増えますよ。
バックリと口の中に入ってる喰い方。これだけしっかりと喰ってくれると嬉しいものです。同じ場所で釣り続けるなら色は何色か用意したいですね。同じ筋を流し続けるにも色をローテーションすることでアタリが増えたりします。色々な毛鉤をためしたりするにも管理釣り場っていいですよね、魚は沢山いますから毛鉤の動きや魚の反応を見るにも良い機会となります。
管理釣り場のサクラマス
BHオーストリッチ逆さのオレンジをバックリとっ咥えたのはサクラマス、もちろん養殖のサクラマスで30㎝ちょっとくらいです。この日2匹釣れました。ニジマス以外の魚種が色々と楽しめるのもリヴァスポット早戸の良いところですね。
カットスロートって初めて!
コチラはカットスロート、珍しいトラウトですよね。私は初めて釣りました。モンタナ州の州魚となっている魚だそうです。名前の由来はカット(切れた)スロート(喉)の意味で、のどの部分の鮮やかなオレンジ色の特徴を表現した呼び名だそうです。
管理釣り場はテンカラ入門者の練習におすすめ!
管理釣り場は魚とのやり取りに慣れたり、アワセやアタリを取る練習にもおすすめです。沢山の魚が入っていますから毛鉤への反応の仕方、喰い方なども良く見えます。こうした流れのある渓流を利用した管理釣り場は特に良い練習場所になると思います。
フライでトラウトの食べ比べ
帰ってから釣った魚を美味しく頂きました。35~40㎝くらいのニジマス、カットスロートを3枚におろしてフライにしました。ニジマスの方はふっくらと柔らかく、カットスロートは身が締まった感じです。どちらも美味しかったですが、私はニジマスの方が好きかな。フライにすると子供たちも良く食べますね。